”行かなければならなかった”キャンプ場、
Foresters Village Kobitto(フォレスターズビレッジ・コビット 南アルプス)
やっとのことで再訪問できました。
それを「キャンプ編」、そして「キャンプ場編」の二つの角度からレポートしてみようと思います。
前篇に続き「キャンプ編」の後編です。
↓↓ 前篇はこちらです ↓↓
では少し川沿いのサイトを回ってみましょう。
※サイトの詳細レポートは別途改めて。
全く普通の平日にもかかわらずお客様が数組。
むしろ平日を狙ってこられた、そんな感じです。
昨秋にはなかったサイトナンバーの手作りパイル。
こうしたことで「kobitto」化しています。
リバーサイトのむこうには石空川の流れ。
石空川=いしうとろかわ
何との情緒ある名前ではないですか。
ここは昨年のプレ感謝祭でお世話になったサイト。
サイトの大きさでは最大。
またちゃんとご紹介しますが、私がひそかにベストサイトではないかと思う場所。
ツウなキャンパー好み。
おそらく原型から一番手が入った場所ではないと。よく整備されています。
川へ降りてみましょう。
これぞ南アルプスからの贈り物。
「水の色」ってなんなのか、子供たちにここに来て見せたくなります。
透明だからこそ浮き出る小さな波紋。
ありとあらゆる場所が「テクスチャー」。
もちろんそれは自然の風景なんだけど、実はそこには「主人」がいる。
そのやさしい主人の元に奏でる自然の姿。
まるでオーケストラ。協奏曲。
そう、それこそがkobittoのkobittoたる所以。
福島で見たkobittoがまさにそうだったのです。
「SAMさん、この場所どう思う?」
たかちゃんの頭の中にはこの場所をどうするかが課題。
kobittoにおいて初の林間となるサイトとしてどうなるか。
そのアイデアをお互いいろいろ出し合いました。
それが適ったら楽しいだろうなぁ・・・
特にキャプションを付けていないのですが、何かが聴こえてくるような気がしませんか?
kobittoと、たかちゃん、のんちゃんのメッセージが。
「おいしいパン買ってきたから一緒に!」とのんちゃん。
すっかり長居をしてしまいました。
「うんうん、今日は大丈夫だから」
ありがとう。
「ここのパンがイチバンだと思う」
これは・・・まるでトロトロのプリンのようなクリームパン。
このパンがどこで買えるかはのんちゃんに聞いてみてくださいね。
ホントにおいしかったです。
全く個人的な主観なんですが、南アルプスのキャンプ場って朝食やランチのパンがすごくおいしく感じる場所。
ヨーロッパ的な雰囲気があるからかな。
いつのまにやら日が傾いてきました。
もう一度だけ石空川へ行って・・・
さ、これでいったんお別れです。
たかちゃん、のんちゃん、本当にありがとう。
kobittoはやはりkobittoだった。
昨年のプレオープンのときはまだまだ二人の色はなく、歴史あるキャンプ場の面影が残るころ。
ところがこの1年ですっかり彼らの色に。
わたしが福島の「あぶコビ」で感じたあの空気感がここに再び蘇っている。
土地や自然はやはり人の色に染まるものなのか。
いや、染まったわけではなく「お互い」を認め合ったという感じなのかもしれない。
kobitto は co-bitto 。
もしかしたら福島のことはもう言わないでほしい、そう思っているかもしれない。
過去はよき想い出でもあるが、辛き過去は他の誰にもわかるものではない。
たかちゃんは「正直こんなにキャンパーさんが今年来てくださるなんて夢にも思わなかった」
のんちゃんは「毎週末がお盆!」という。
彼らには「今」があるし、先を向いている。
あの時の二人は今3人で歩んでいる。
私は「小さな幸せ」というものにすごく憧れる。
辛いこと、不幸なことがもしたくさんあったとしても、「小さな幸せ」だけは誰だって掴みえるもの。
kobbittoに来るとそれを少しお裾分けしてもらえる、そんな気がする。
キャンプ場の詳細レポートもアップしました!
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