
低価格ガジェット系スピーカーを蒐集しているなか、ちょっと異質のスピーカーも手に入れました。
おなじみ「Amazonベーシック」シリーズの「 ポータブルBluetoothスピーカーミニ BTV2」のレッドです。
これ、今になってみるとガジェット系のハシリともいえるような気がします。
発売年次が2014年、つまり2年前というと今やクラシックな存在です。
まともな価格だったら買わなかったかもしれないけど(笑)、
いつものタイムセールで2千円代となったので迷わず即決。
おなじみのAmazonフラストレーションフリーパッケージで登場。
開けてもフラストレーションフリー(笑)
実にあっさり。
いつもの3点セットに加えてクッションポーチ付き。
これ以上ないシンプルさ。
ただ、今流のシンプルさではなく、どうしても一時代前のものに見えてしまうのは仕方ないですね。
この電源スイッチもこの2年で絶滅?してますよね。
現在はプッシュクリック型ですから。
思えばこういうプラスチック素材もほぼ絶滅。
マットなシリコンが主流ですもんね。
ブルートゥースは規格4.0
今現在4.1ですから2年前では最新だったのかもです。
接続はあっという間でした。
底面。
えーーと、何かひとつだけズレてるような・・・・
ご愛敬、ご愛敬(笑)
さてその音質は・・
ある意味、想像以上でもないし、想像以下でもないし。
でも、決してダメダメではなくって、それなりにフラットでクリアー。
音楽をシビアに聴くとか、映画を迫力で、とかではなく、スマホやタブレットの「お気軽」サイドスピーカーとしては実に好適でしょう。
特に優れているのが枕元、手元でのテレビ視聴、ビデオ視聴、そしてアニメ視聴。
音楽チューンでない分、低音や高音に阻まれず、人の声が実にクリアでこもることなく非常に聴きやすい。
ガジェット系でこれが出来ているのは数少なく、ANKER Sound core 、TaoTronics TT-SK09くらいかもしれません。
いわば「枕元系」とでもいったらいいでしょうか。
意識をしないで使う「道具」ですね。
実用本位過ぎるのは面白くないかもしれませんが、「使い易さ」というのはこういうもので、
「ベーシック」の名に恥じぬモデレートさです。
意外にいいのは志向性が広いということでしょうか。
背面で聴いてもえらく違うということもなく、前面180℃ならほとんど差異がありません。
よく見回すとガジェット系スピーカーにはこういう割り切り手元ミニ型はほとんどないんですよね。
もっと小さくなるか、もっと大きくなってしまうか。
とにかく「重宝」しています。
さすがAmazon。