そりゃ行ったことがない街なんて数え切れません。名前だけはやたら知っていても。
ましてや西のほうならなおさら。
その一つが「鶴橋」
イメージはただただじゃりン子チエ、焼き肉、ホルモン、キムチ。
コリアンタウンといっても東の大久保はもうすっかり様変わりして、ディープさなんてほとんどなく韓流ブーム以来すっかり現在の洗練された韓国と一緒。
もしかしたら鶴橋もそうなのか?と思いきや・・・
駅を降りて最初に出くわした風景は駅の高架。
大久保の昔の風景となんとなく一緒だ。
ただ思っていたほどディープな感じではなく、やたらめったら焼肉屋さんというわけでもない。
若干拍子抜けの感もあり。
そんな中、ある路地を進んでみる。
行けば行くほどディープになる。
ここは昭和初期のアメ横か?
いやそれとも違う。そういうバタ臭さはない。
もう、まいった。
こういう風景は完全に東京ではなくなったもの。
いや、東京にないのだから、日本中探しても大阪のここにしかあるまい。
鶴橋に寄った理由は旅行ではなく乗り換え時間を使ったランチのため。
どこに行くかは全然決めずに、何かピンと来たところで。
これだ。
「アリの家」
名前がちょっと奇妙だが、どう見ても他の店とは一線を画す感あり。
派手な焼き肉店でもないし、今風のスープ&サムギョプサル系でもない。
「韓国家庭料理」
こういう場所だからこそ。ビビビビ・・・
ジャンル:韓国家庭料理と焼肉
アクセス:近鉄大阪線鶴橋駅 東口 徒歩4分
住所:〒544-0031 大阪府大阪市生野区鶴橋2-8-22(地図)
周辺のお店:ぐるなび 鶴橋×韓国料理
情報掲載日:2016年10月8日
押しなべてフツーなメニューではあるものの、カルビにしろハラミにしろ焼き物ではなく「おかず」。
ということで、ならば一番ディープなホルモン定食にしてみよう。
夜のメニュー。
こちらはすっかり焼き肉中心。
何やら不思議なボトルで出てきたお水。
なんと6品もついてくるおかず。
わかめと玉ねぎの酢の物。
茄子の含め煮。
瓜のオイキムチ。
ナムル。
そしてホルモン炒め。
辛子みそ風味。
いやー、美味しかった。
焼き物ではないこういうホルモンもいいものだ。
とにかくディープ。
ある意味景観保護地区なのではないだろうか。
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LENS : M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6 EZ
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