
「自分らしさ」って、なんだろう。
それは本当には永遠にはわからないけれど、
自分の中の違和感があるとき、必ずそれに気付くことはある。
そんなとき少しでも「自分らしさ」を取り戻すには旅がよい。
少しだけ現実から離れるために。

自分らしさというのは、誰かとのリフレクションから気がつくこともある。
だから仲間との旅だともっとよい。

そしてもう一つ。
時間を忘れること。
時間に追われ、何かに追われていると、必ず自分を見失う。
時間を気にせず、自分がしたいことに夢中になっているときに、本当の自分が必ず現われる。
取り戻した瞬間だ。

心の一段奥にあるもの。
引き出しの中。
閉じられた蓋。
実は自分ではなかなか開けられない。
それを開けてくれる人がいたら、それが「大切な人」だ。
ときに友達、ときに家族、ときに同僚、ときに新たに出会った人。

自分らしさを取り戻すと、目の前の景色が見える。
景色がわからないから、自分を見失っていた。
落ち着いて景色を眺める。
自分がそこにいる景色。
自分を探すというのは、
自分がいる景色の再確認かもしれない。