◆ポール・スミス展  「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」②

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前回①に引き続き、ポールスミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH の後編となります。

前半はポールスミスの私的なコレクションや初めてのお店、

後半はアトリエやコラボ作品が登場します。



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元アパレルマンとしてはこういう見本帳に異常なまでに興奮しますね(笑)




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よくこういうクリエータールームが雑誌やメディアに登場しますが、あながち間違っていません。

でもやはり本場のほうがそういう雰囲気が高く、東京では大手ではこんな部屋は稀。

むしろ新進のアパートメーカーのほうがこういう感じです。

しかしこういう「表面的」なことばかりにあこがれて、ビジネスの本質を追求しなかったのが日本のアパレルの上流・下流とともに衰退の道をあゆんでしまったのではないかと思ったりしてしまいます。





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私も某ブランドにて結構長きにわたり年間10万本超のネクタイを作りました。

1シーズン500柄は作ったでしょうか。


今なら自慢してもいいと思いますが、

その当時の日本におけるネクタイ平場を除くショップ売り上げでは断トツの売上げ1位。

そしてその2位がポールスミスだったのです。





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こういうパーツ見本も興奮します。




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パターンというのは1色かと思いきや、こういう何色もそろえるのが本場と日本の違いだったりします。

その感覚か結局まだ埋まっていないのではないかな。




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ビジネスの始まりは、ホテルのベッドの上から。

これ、業界の方ならすごくよくわかるシーン。

いわゆる商談というのはホテルで行われることが多く、

日本でも輸入生地展は結構ホテルの密室で行われたします。

オオクラ、オータニ、帝国、今は無きキャピトル東急などなど。

キャピトル東急ではジィアント馬場さんに出くわしたり。



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信じてもらえないかもしれませんが、私もこういうデザイン画を描いていたのです(笑)

デザイン学校出身ではないので、それはそれは苦労しましたが。



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コラボ作品たち。




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フローラルストリートのお店。

いわばここが本店といっていいでしょう。

日本展開におけるポールスミスショップはみなこのお店の追従でした。


コベントガーデンからロイヤルオペラハウスを右に見ていくと5分くらい。

この辺りは華やかさと控えめな微妙な場所で、私は大好きな場所でした。

仕事としてロンドンへ行っても、その休日があれば必ずコベントガーデンかノッティングヒルは行っていました。

コベントガーデンなんていわば原宿でしょうけれど、この街の活気はミラノにもパリにもない楽しさがありました。

ポールスミスのお店はとにかく中に入るとバカでかく、ほぼ迷路状態。

そのおもちゃ箱的な感覚が実に楽しい場所でした。



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ポールスミスがすごいと思うのは、こんなにもファッションではスノビッシュなのに、ポールスミス自身の人柄はその対極にあるようで、むしろ控えめでオタクっぽいところもあり、とても情緒的であることに感銘します。

EVERY DAY IS A NEW Beginnings

このシンプルな感覚、過去に捉われ過ぎない、ファッションは毎日の変化の中にある、人生は毎日が新しい始まり、

私も一番ファッションビジネスに没頭しているときに、この感覚を失っていたかもしれません。

定常的なことであったり、定性的なことであったり、そんなことばかり気にしていて。

日本のファッションビジネスの行き詰まりもう結局これじゃないでしょうか。

しかもそれを「トレンド」とかいう一見不確定要素、実を返せばただの扇動、それを盲目的に信じ、新しいことは毎日起こるという新鮮さを忘れてしまった・・・



自身、いまは違います。

結構毎日がちがいます。

EVERY DAY IS A NEW Beginnings

をやっているように思えてきました。

老化が進むようになってから=人生の下り坂のほうがそう思えるようになってきたから不思議です。




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娘とこういう展示会を身にいてたのはとっても良かった。

彼女に何の感銘があったかはわかりません。

けれど「ポール・スミス」という人とは仲良くなれたようです。




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今回撮った写真はえらい大失敗を冒していました。

全く最後まで気が付かなかったのが悔やまれます。

ISO-AUTOの設定が、ダイヤルをその隣に回してしまいISO-25600というとんでもない好感度にしてしまい、ものすごいざらつき。

こういう失敗はいい経験というのかただのミスでしかなかったというのか。。。



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ポールスミスはずっとカメラを持ち続けていて、とにかく撮りまくっていたそうです。

実際にそのコレクションにもありましたが、写真がうまいとかではなく、一瞬の場面の煌きを逃さないセンサーがちがうなーと思わせてくれました。


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CAMERA : OLYMPUS PEN E-P5

LENS : M.ZUIKO DIGITAL 17mm f1.8



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by sammag | 2016-08-25 07:00 | Trackback | Comments(0)

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