極太麺①②ともどちらかといえば二郎流れでした。
こちらのえん寺は、のれんは全く繋がってはいなくもどちらかといえば大勝軒の系譜。
中央線沿線といえば大勝軒の伝統ですからね。
そのお店は意外なほど駅近。
公園口から0分。
マックの隣り。
この看板を見ると、ちょっと大丈夫かな？というくらい頼りない感じ。
が・・・
意外にも大行列。しかも平日の22時頃。
3種類の麺の選択。
もちろん、極太胚芽麺にします。
非常に狭いながら独特の空間づくりがしてあり、あのあまりにもセンスのない看板とは異なる空間。
旧い屋台をも思わすデザイニングで、コの字型は3人の職人からどこも目が届きやすく、またそういう意識が高いことも手にとってわかります。
こういうお店はまず間違ったものが供されない。
実に安心。
予想通りの丁寧な「料理」がきました。
この麺は食べるに値します。
食べるに値、なんていうと失礼か。
この場所まできてわざわざ食す理由がある、そういった方がいいかも。
香り、食感、食べごたえ、どれも満足させてくれるもの。
「ベジポタ」と謳っていたので、もしかしたらよくある見掛け倒しではないかと少しばかり危惧もしていましたがそれも杞憂。
むしろそんな能書きなんかは書かなくてもいいでしょう。
能書きで食べさせるほどレベルの低い店ではないので。
これはこれでえん寺の完成されたスープであって、むしろ「ベジポタ」なんていう最近のどこにでもあるものに近寄らなくていいはず。
たしかにどっぷりつけるよりかはせいろそばよろしく半分くらいくぐらせるのがベスト。
スープ割も当然おいしく、説明書きにあるよりもっと多めに注いで蕎麦湯気分で熱いのをすするのも悪くはないですね。
こういうお店はラーメン店というジャンルで縛るのはなんとなく違和感もあり、
むしろ「麺料理」として別物に据えたいくらい。
よいお店でした。
ジャンル：ラーメン店
住所：〒166-0003 東京都杉並区高円寺南1-6-11 共栄ハイツ東高円寺105号（地図）
周辺のお店：
ぐるなび 高円寺×ラーメン・麺料理情報掲載日：2016年7月18日
by sammag
| 2016-07-26 07:00
| 全国らーめんの記録
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