雨じゃない七夕はどのくらいぶりでしょう(場所に拠ってですが・・ちょっと雲があるかも)。
そんな七夕のオモシロ話を少しだけ。
みなさん、短冊に願い事書きました?
ん?これから?
あ、残念、もう遅いです(笑)
というのは少しジョークですけど、七夕を神事と考えれば実はもうこの時間終わっているんですね。
つまり、7月7日の夜というのは正確には7月6日23時59分の1分後?ですから、昨晩の夜中に終わってます(苦笑)
なので、短冊は7月6日以前に飾るわけですね。
いわば、クリスマスなんだか、イブなんだかに近い話なんですが、今晩の夜はまぁ2回戦?ということにしておくといいかもしれませんね。
もちろんこれは「神事」としてならばで、日常のイベントならそれは誰がなんと言っても今日ですし、それにある意味本番の旧暦七夕はまだ1ヶ月先(※国立天文台による伝統的七夕は今年の場合8月9日)ですから、ソラに思いを馳せる季節の行事としては、今日も1ヵ月後も同様に夜を愛でていただきたいと思います。
こと座のベガ、わし座のアルタイル。
そう、ベガルタ仙台はまさにこの二つの星の掛け合わせでできた名前。
七夕の街、仙台のチームとして最高の名前ですよね。
特にベガ=織姫星はとても明るくきれいな一等星ですから、ぜひ今晩見上げてみてください。
ベガなら都心でも結構よく見えます。
例えば今晩の8時過ぎとしましょうか。
東にブルーに輝くベガ、南には真っ赤に輝く火星、天頂付近には本当にその色に見える「麦星」アークトゥールス、西にはイメージどおりの星の色、黄色く強い光の木星と、ものすごく今カラフルなんですよ。
昨晩は千葉の私の住んでいる街でも十分すぎるほど見えました。
今晩、ちょっと表に出て、東西南北をご家族で眺めてみませんか(^^)
さてさて、ロマンチックな七夕伝説。
織姫は天帝の美しい娘さん。
いや、恵まれた環境に育ったからと言って美しいとは限らないか(笑)
まぁ、それはよしとして、
”織”というのはまさに服飾のこと。つまり・・
アパレルメーカーにお勤めだったのですね(笑)
デザイナーかな?パターンナーかな?(笑)
牽牛さん=彦星。
名前の通り牛を牽く人、つまりカウボーイじゃないですか(笑)
「ハンバーーーグ!」とかいうかもです(笑)
やたら働くアパレル社員。毎日ハードワークのカウボーイ。
この恋が実り、仕事熱心な二人が結ばれると・・・
愛が深すぎとよくあるんです。
「君と離れるのはイヤだ!」「アタシもよ!ケンギュウさん!」
あーあ、あんな働き者のふたりが、働きもせず堕落した新婚生活を送ってしまうとは。
これはお父上=天帝さんも怒りますわな。
「なーーーにをベタベタやっておる!!!みておれん!!」
と、なんと多摩川を挟んで二子玉と川崎に別居させちゃったんですね(笑)
怒りに任せて別居させちゃったものの、そこは親心「ちと、可哀相かな」となり、ちゃんと働きさえすれば1年に1回だけ第3京浜を渡ることが許されることになるわけです。
2人はその後仕事の鬼と化し、7月7日がそれは待ち遠しい。
いや、待てよ??
確かに多摩川渡るくらいなら1.4kmでいいけど、ベガとアルタイル間はなんと14光年。
「あー、明日織姫に会える!」と思っても、光のスピードがでても14年先のこと。
ちょっと、引き離しすぎじゃない?天帝さん(笑)