私のお気に入り★

◆障害者支援施設の「豆の花」で、しわわせの交換作業

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先日の北斗市のオオムラサキセンターをお伺いした際に、ちょっと遅めのランチをいただいたのがこの「豆の花」。

この場所は北斗市の観光協会の方に教えていただきました。

古民家のリノベーションで出来た店構えはとてもシンプルで、よくあるやりすぎ感は全くありません。

このお店の運営は障害者支援グループ「春の陽」で、この豆の花の隣には直売所もあります。

店内は思ったよりも広く明るく、とても気分が落ち着く雰囲気。

従事されていらっしゃる障がい者の皆さんはさらに明るく元気いっぱいで、雰囲気をとっても盛り上げてくれています。






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いただいたのは「うどん定食」。

実を言うと、「うちはお蕎麦がすごくおいしいんだよー。でも、今日は売り切れちゃった、ごめんねー。こんどはお蕎麦も食べてね」というわけで、時間が遅かったためもううどんしかなかったというわけです。

運営されている春の陽では農場があり、従事されている方が丁寧に収穫してくださったものがこちらでの食材となります。

その名物がお蕎麦なわけですが、それはうどんも一緒なのでもちろん同様に期待いっぱい。


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この手毬おにぎりのかわいいこと。

私は・・・小難しいことは別にして・・・食べ物には常にメッセージがあると思っています。

はっきりいえば、食事の対価はこのメッセージとの秤かけだと絶対に確信しています。

この丸くかわいいおにぎりに「一皿のメッセージ」がぎゅっと詰まっているように感じました。


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かき揚げ

自分でやればわかりますが、美しいかき揚げを作るには技術がいります。

テキトーなカタチなもの(型に入れてぎゅうぎゅう詰めで作る)ならともかく、全体に空気を含ませたかき揚げは誰でもできるものではありません。

そして一緒についてくるお豆腐はここの象徴ともいえる「豆の花」とうふ

おしょうゆなんかつける必要もないくらいやさしくも濃い味わい。


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ほうとうの国山梨だからというわけではありませんが、平打ちのひもかわ風。

つややかで適度な弾力と鼻に抜けるような小麦の香りが気持ちよく、この3倍食べてもやめれないでしょう(笑)


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選べる珈琲は、玄米珈琲にさせてもらいました。

これがとっても不思議なる味で、玄米茶的ではなく、むしろ発酵茶に近いものがあります。

第一印象は「草木の香り」で、私はすごく気に入りました。

身体の毒素が抜けるような気分。


珈琲に映った電球が何とも。。。



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販売されていたジャム(うめジャム&マーマレード)を買って帰りました。

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一般的に売られているマーマレードとは全然違う!

いや、以前、英国のちょっと田舎のマナーハウスで食べたものはこれだった!

このほろ苦さを残した酸っぱくほんのりの甘さ。

まさか北斗市の食べ物であの味に再会するとは・・・


繰り返しになってしまいますが、「一皿のメッセージ」のやりとりはしあわせの交換作業。

こういうお店は食べログ的な評価をしても特に意味はないでしょう。



この「豆の花」に出会えたことは、とてもとてもさりげないしあわせでした。


「春の陽」FACEBOOK





by sammag | 2016-06-25 11:43 | 私のお気に入り★ | Trackback | Comments(0)

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