1枚の写真がその後の運命を変えていくこともあります。
この1枚はまさしくそれと言ってもいいと思います。
標高1100m、浅間の山麗、あさまの森オートキャンプ場。ある初秋の1日、たった一人でキャンプを過ごす1日。
ちょっと心細い中、管理棟の前まで来てみると・・そこには目を疑うような溢れんばかりの星たち。そこから離れられなくなること数時間。
このときの感動を私はこう記しました。
『そしてこのキャンプ場のハイライトは夜。幹線道路も街並みも無縁な静寂の世界に、驚くほどの星空が展開します。 少しオーバーに言えば、夜空の黒いところより、星の輝きの白いところのほうが多いのではないかと思えるほど。 それは標高もあり空気の澄んだこの地、浅間のもたらしてくれる感動です。』
(ベテランキャンプブロガーSAMの『お気に入りキャンプ場教えます』 ”ACNあさまの森オートキャンプ場・浅間山の南の麓、そこは小さな森と星のパノラマ”の一節)
カメラに写真も収めることもしながら、この星空をいったいどのくらい眺めたでしょうか・・・時を忘れてずっと星の動きを見ていました。いや、むしろ星の動きを見て、「時」をしっかり感じた時間。
「自分はいったいこういう星空を見るチャンスをどれだけ放棄していたのだろう。キャンプという夜を過ごす直接体験を、もしかしたらないがしろにしすぎていたのではないか??」
これがその日の結論。
そして時が流れ、今、天体望遠鏡メーカー・星を見せる会社「Vixen」にいます。

そんな私の文章の一説をきっかけに、あさまの森オートキャンプ場では今年「星空キャンプ」をキャンペーンされることになったそうです。
なんと、星空が見えなかったら再チャレンジのための次回無料券をプレゼントするという大胆な企画。
後にも先にも聞いたことがない、でもそれだけ「絶対に星空を見てほしい!」というオーナーの決意なのだと思います。

キャンペーンのスケジュールは本年、上記の通りだそうです。
オーナーがしっかりと月齢等条件のよい日を設定してくださっています。
星を見るときに何が大事かといえば月齢。もちろん月を愛でるということもありますから、その良し悪しは50:50。
しかし星空に特化するならやはり新月であるか、もしくは月の出と入りが闇夜を邪魔しない条件であることが大事です。
ぜひこのキャンペーンを多くの方がご利用されてほしいと思います。
目的はあくまでもあの星空を見ていただくことなので、決してリピート券をもらうことではありません。
とにもかくにもその日がお天気であることを祈ります。
オーナーの加納さんは元大手光学系メーカーにお勤めで、そこを脱サラしてこの地にキャンプ場を始められました。
私もちょうど前社を退職した少し後。
サラリーマンを辞めること、それはどういうことなのか、第二の人生をどう踏み出すか、
あの日たくさんの時間を使って聞かせていただきました。
オーナーは私が現在Vixenにいることはまったく知らずにこのキャンペーンを組まれたようです。
それはそうでしょう、まさか数ある選択肢のなかで、その後光学機器メーカー、ましてや星空に関わる会社にいようとは・・
回りまわって星空で繋がる・・・
「お気に入りキャンプ場教えます」よろしくおねがいいたしますー
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