
検索で「たいめいけん」の次にくるのがいまや「黒い人」とか「黒すぎ」(笑)
いつからたいめいけん=黒になってしまったのか(笑)

「サッポロ一番 たいめいけん三代目シェフ 茂出木浩司監修 たいめいけんの裏メニュー THEオム黒ラーメン」
なんたる長い名前(笑)

MAXキャッホー!
いやいや、この人がこんなキャラですけど、たいめいけん自体はそんなおふざけ店ではないのですよ。
オムライスはそれほどとは思いませんが(笑)、ラーメンに関しては非常にレベルが高いと思っています。
自分の好みだけで東京のラーメン5店を挙げろと言われたら確実にたいめいけんは入れたいです。
スープはふんだんに洋食のエクスペリエンスが活かされ、昔から無化調なんて当たり前、「叉焼」が本来の焼き豚で、煮豚ではないという極めて珍しいラーメン。



なるほど。
この瞬間、オムライスっぽくなるわけだ。

混ぜるとオムライス感消滅(笑)
ちなみに仕上げの小袋は、透明の香味油。そこに少し感心。

なるほど黒い。
富山ブラックなみ。
ところが・・・
これが意外!
このバター醤油味はアリだ!
ちゃんとたいめいけんの味がする。正反対のようにみえて、あのしっかりとした東京を代表するスタンダードを感じることができる。
ただ、こちらは無化調とはいきません。無化調ならカップ麺が成り立たないですもんね(笑)

麺はザンネンながら凡庸。
そのへん、サッポロ一番(笑)

正直いわゆる有名店再現ものはまずガックリきますが、このくらいシャレで路線をはずすならカップ麺たる楽しさが出るんじゃないでしょうか。
敢えて言いませんが某コンビニ系再現ラーメンの「グランプリ受賞」ウンタラカンタラなどは、食べ物として認められないヒドイレベルで、途中で苦痛を覚えたくらい。
カップ麺の味をあーだこーだ自体アレなんでしょうけど、MAXキャッホー!くらいな気持ちなら楽しい200円です(笑)