
世の中には「どうしてこの場所に、こんな店が」ということがあります。
地方創生の時代、リノベーションの時代、これからはそれもきっと当たり前になるでしょう。
この「大和家」もその一つ。
一見片田舎にミスマッチな雰囲気に誰もがおや?と思うでしょう。
場所は、神奈川県相模湖インターから20分くらい。
日蓮大橋を渡って道志へ向かう県道79号線の途中。
キャンパーにとってはおなじみの山道の始まりくらいのところです。
ちょうどここから「町」が切れていくところ。
いわばここが最後の飲食店。

元・地元の食堂。
ここがリノベーションされてできたようです。
思い出せばお店がありましたね。

大和家の大和はご主人のお名前だそうです。
家系というわけではなく、いわば「大和さん家(ち)」的な感じなのかもです。

白木のテーブルは見るからにハンドクラフト。
朱の壁が印象的。

この時代、LEDとかを使わないカクテル照明がかえって新鮮。
小上がりの向こうには秋山川の大自然。

現在は四川系の代表メニューが中心。この先きっと増えていくことと思います。
地元の食材をふんだんに採り入れて。
このメニューにある通り、以前は白金にお店を構えていたとのこと。
Uターンしてのリノベーションかもです。
注文は迷った末に「担々麺」と「ご飯セット」
「スープのない、ご飯だけもございますよ」と言われましたが、
魅力的な小鉢もあるのでやはりセットで。

ナチュラルライフを地で行ったような調度塁。
来ました。
ビジュアルだけではない、何かを感じます。
運ばれて、ホワジャオかな、ほのかな香りで四川由来を鼻でくすぐられます。
最近主流である「濃厚ラーメン」的なものではなく、中華本流で勝負した、好感が持てるスープ。
ご飯セット。
小鉢は鉢ではないけど(笑)、いわゆるお新香だけというわけではなく、しっかりとした料理3品でした。
ブロッコリー、山独活、それに大根のたまり漬けかな。
お米そのものが美味しかった!
スープが重なる・・
ことがまるでないですね。これはもう上湯で、坦々麺の辛さを一旦断ち切るのにもってこい。
セットにしてかえってよかったです。
洗練されたスープにベストマッチなストレート麺。
ベストマッチなんだけど、もう一つ上にいけるような気がします。
東京で食べる坦々麺ならこの選択しかないけど、相模湖のほとりで食べる坦々麺ならもっと違うことが麺で出来るのではないかな・・
そういう意味で、ご飯セットには「セット」以上のプレイスインパクトがあります。
他のおすすめメニューも出していただいたのですが、時間がなくて・・ごめんなさい。
私の大好きな、携帯基地局が目の前に(笑)
山村というほどさびれた場所ではないものの、旅気分の風情豊かな場所。
この後、道志のキャンプ場を目指すわけですが、何度となく通るあのくねくね道も、ここで腹を満たしたせいかいつになく快適でした。
道志のキャンプ場へ行く前、そして帰り道、これからは一つ楽しみがこれで増えました。
で、その日訪れたのは緑の休暇村青根キャンプ場。
この様子はガルヴィ3月号のカラー2ページで登場します!
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