セミナー前の腹ごしらえは「天亀八」。実に10年振りくらいかもしれない。お昼の天丼¥1155円は海老一尾、きす、柱と小海老のかき揚げ、かぼちゃ、なすで、蜆汁が付いてくる。胡麻油でからっと揚げ、濃いめの丼つゆにくぐらされているがしつこさが全く感じられない。これぞ正当派江戸前天丼だ。蜆汁も香り高く、これでこの値段は間違えなくお値打ちだ。下町風情の店内とおばちゃんたちがまたそれらしい。
さてセミナー会場の江戸東京博物館の周りは桜が満開。あの巨大な建物とのコントラストが面白い。
セミナーは期待どおりで、懇親会でも経産省の管理官や業界の方とも多くのルートが開けて大変有益であった。
そしてその数人の知り合いと仕上げにラーメン。
行ったのは「まる玉」。私が食したのは、あおさ入りで、ちょっと珍しい海藻だ。どちらかというと湖に浮かんでそうな藻みたいなやつで、まずくはなかったが、なんだか池に溺れたような気分にもなった(笑)。
ベースはミルキーな塩で、いかにもここ数年のトレンドっぽい。縮れ麺との相性も良くバランスはとれていると思う。チャーシューの脂身が多いのはちょっと閉口かな。
今日は占いどおり午前中滅入るような嫌なことがあったが、午後は真逆でそれを取り消せた感じ。