
もしあの日いつもの電車、いつもの車両に乗っていたら今この文章など書いていられなかったはず。
偶然にも忘れ物で引き返し、一本後の電車に乗ったのでこうしていられます。
先日、私とほぼ同じ歳のサリン犠牲者の方のドキュメントを観ました。その方は私がいつも乗るいつもの車両に乗った方です。しかも普段は乗らずあの日偶然にそこにいただけ。
いろいろなことを考えてしまいました。
失礼だったかもしれませんが、自分に置き換えてみたり。結論も何もありません。
ただ、とにかくあの日のソラは、一生で一番青く、強く強くその広さを心に刻んだソラであったことを思い返しています。