
ま、先を急ぐわけでもなく?、タイトルが似てるし(笑)、いいすよね(^_−)−☆

3月はこちら。
『菅原伝授手習鑑』
歌舞伎には詳しくないので上手い解説は出来ませんが、菅原道真公流罪に纏わる実に複雑な人間模様が織りなすお話。
今回は、仁左衛門、染五郎、菊之助、愛之助、松緑などの配役。

夜の部、車引、賀の祝、寺子屋の三幕を観覧します。

ただ観るだけじゃ・・
というわけで、サクラス、メグラスをお供に。

開演少し前、地下のこびき横丁をブラブラ。

数ある土産物に混じり、まさかのネコショップ!!(笑)
歌舞伎では「猫畜生」と罵られるので罪ほろぼしか!?(笑)

ゆめ!りんちゃん!(笑)

以前、義理のお母さんが買ってきてくれたまめたびせんべいは美味しかった!

特別なセブンイレブン!?かと思いきや、そもそも歌舞伎カラーなんですよね(笑)

では、入場。

「筋書き」=ガイドブックを買いましょう。

実は・・サクラスはこちらで貸し出しがございます。
この日も全部出たようですm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

館内ではお弁当販売がないので、先に手持ちするか、ここで当日予約をするか、またはネット予約するか。
もしくは食べないか(笑)

さて・・

1階の5列。

開演を迎えました。
ここからは舞台なんで当然写真はなし。
「車引」は睨み、見得、六方が多く見せ場もたくさんあるので歌舞伎らしさ満載。
愛之助さんの梅王丸がよかったなー。

最初の幕間。
隈取りどら焼き(笑)

五幕目、賀の祝。
なんというか、理不尽な道理に胸が痛みます。
私の大好きな左團次さんが白太夫を好演。
左團次さんの普段の奇行というか、あのトークのギャグセンスはホント尊敬しています(笑)
特にタモリさんとのコンビは最強で、もう観れないかなー。最近あんま出でないし。
で、サクラス(Saqras)。
あ、サクラスって双眼鏡です(笑)
歌舞伎で双眼鏡???
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
けれど「オペラグラス」があるように、観劇グラスは洋だけでなく「和」もあります。
同様、オペラグラスがドレスに似合うように、和服に似合う桜色の観劇グラスがサクラス。
この双眼鏡で歌舞伎を観るとどうなるのか。
ただ遠くが見えた、だけではなく、明るくコントラストが出るレンズのおかげで「クッキリ感」がアップしますから、居ながらにしてチケットランクが一等級上がる、そういう感じもしますよー。
睨みなんか黒目白目がハッキリ見えますし、もっというと衣装のテクスチャーが実にクッキリ見えるからか、

なにせ30分しかないから大忙し。
急いで3階の「花籠」へ。
全席予約制のお店。



前半はギャグ風。
中盤は昼メロ風。
後半は月9並みの複雑なストーリー。
あ、史学科の私から一言(笑)
歌舞伎はあまり時代考証が関係ない戯曲ですから、江戸時代の寺子屋が800年も時がズレる菅原道真時代にあるわけもないんですが、そういうことはヨシとしまして・・
意外に意識されないのは、
「寺子 屋」です。
「寺 小屋」じゃないです。
寺子って、いわば始りが鎌倉時代の僧侶候補生ですかね。
寺子屋は僧侶のプレップスクール。
だから、寺子はプレッピーか(笑)
その僧侶養成所?が転じて、子供たちの読み書きの練習所になっていったわけですな。
あくまでも「寺子・・・屋」です、お忘れなく(笑)

明日はモリパークの話題に戻ります!