普段でしたらそうそう店内の撮影など出来ませんけれど、この日はPRESSパスのおかげで自由に撮れましたので、まだ未訪のみなさんにご参考になればと思います。
そしてなんといっても、昨年書いていまだ日に数千のアクセスのある
◆モリパーク アウトドアヴィレッジ(MORIPARK Outdoor Village)、昭島に2015年3月オープン!
の答え合せ的な意味合いも最後に行い、まずは全体を写真で追ってみましょうか。
昭島の駅を降りてロータリーに出ると・・
という感じで直進わずか3分。まず迷うことも疲れることもありません。
間違えてはいけないのが右手の「モリタウン」。こちらじゃないですよ。
目印はハーレーダビッドソン。この先です。
この式典テントはいつもはありませんよ(笑)
この日は取材陣にはプレスパス、ランチチケット、その他資料一式。各社の社名入りのトートバッグは特別かな?
一番最初はA&Fさん。
んん?ABC順か??・・・・当然違います(笑)
・・・あ、この日は式典やら関係者なんでスーツの人が歩いてます(笑)・・・
アウトドアの玄関口だなぁっていう感じがしますね。
その根本は「クオリティー・オブ・ライフの充実」
この施設のミッションは、
・一時的なアウトドアブームから、恒常的なアウトドアライフスタイル定着への一助
・奥多摩の玄関口という好立地、都心では無し得ない全商品品揃え可能な立地提供
・買い物というインバウンドバリューのみにならない、体験のアウトバウンドバリュー提供
こういうかんじでしょうか。
言い方を間違えなければ、ここに来てないものは、他のどこへ行ってもない、そのぐらいの気概は感じますね。
敷地面積2万1千平米、建築面積8千平米、これだけみると全体で東京ドームの半分にも満たないわけです。
郊外型の商業施設としては割りとコンパクトではあります。
まずはA&F COUNTRY 。
いつもお元気な赤津会長、そしていつもご陽気な社長と挨拶を交わし、店内へ。
ただし、ビギナーがここから始めるのは難しい、いや、ある意味いきなりエクストリームになってしまうので、ある程度いろいろやってみてからこのショップでお世話になるほうが一層楽しめる、そんな気がします。
なんかアウトドアって、ライフスタイルなんだなぁ、って多くの方に想起させてくれるでしょうね。
コールマンとしては初のプロパートータルショップです。間違いなく旗艦店の位置づけです。
このブランドが日本のアウトドアを下支えしているという証明でしょう。
このハーレーは根本本部長の趣味か?(笑)と思いましたが、ご本人曰く「ちがう、ちがいますよ~」とご謙遜。
それはマーケットの中で母体が大きければ大きくなるほどコモディティ化せざるを得なくあり、その分特徴を削がなければならないのですが、今やキャンパーが肥えた目のバイヤーとなった時代には、しっかりとコンセプティブであることに戻らなければなりません。
コールマンには、そもそも戻るべきそれ=ルーツと基盤土壌があるから強いですね。
きっと、これは売り(上げ)にはつながりません。
しかしそんなことはどうでもよく、プロパーショップとは「世界感」ありきです。
昭島まで来たなら、こういうコーナーを素通りしてほしくないな、と思います。
自分に必要かどうかはちょっと横に置いておいて、これを眺める、それもMOVのいう「体験」だと思います。
前者と後者では全然意味違います。コールマンに備わるプロダクトアウトの姿勢だと思います。
なんというか、標準化されたものより「昭島まで来てくれた」というここでしか味わえないバリューをここで表現できたのではないかと。
むしろ愚直にストレートに演出。
「靴修理大好き工房」なんてなかなか命名できないです。
アウトドアって、チャラさも許されるし、一方で生真面目な面もあるし、その降り幅がすごく大きいというのを、この先に出てくるショップでもかなり感じることが出来るとような気がします。
これ、意外にすごいことだと思いますよ。
こういうところが本格的に受け入れられてきたら、日本のアウトドア市場の成熟度が上がった証明、そんな気もするのです
さて、長くなりましたので、この後は Part 2 へ続きます!