ヒーローは地球とボクたちをいつも守ってくれる!でも、もしそのヒーローにピンチが訪れたら、今度はボクらが全力で応援をしよう!
垣原賢人さんは、本人も想像し得なかった難敵悪性リンパ腫と現在闘っています。悪性リンパ腫とは血液のガン。昨年の末に体調を崩された時に検査にて判明し、その日以降懸命に治療を続けられています。
それまで健康の象徴のような肉体美、そして「ミヤマ☆仮面」として全国のアウトドアイベントにて毎日のように活躍され、充実した日々を過ごされていたはずのご本人、ご家族様への衝撃は、私なんかには判りようがないものです。
ミヤマ仮面である垣原賢人さんと直接知り合えたのは今から2年前。キャンピングカーショーでした。(この隣にいるのは娘さんで、現在アイドルグループ バクステ外神田一丁目の4期生、
垣原 綾乃さんとして活躍中)
その後、昨年の「TOKYO outsaide festival」で正式にお会いでき、たいへんありがたくも意気投合させていただき、互いのイベントを訪問しながら、さらにはプライベートキャンプまでご一緒することも出来ましたし、もっと言えば、昨年夏には二人だけでお会いさせていただきながら「お互いのシナジーで一緒に何かを作っていきましょう」というお話をする機会もありました。
夏の終わりに「森の感謝祭」を開催した折には、カッキーさん(敢えてこう呼ばせてください)と同日の森のイベントとなり、離れてはいるけれどお互いにエール交換も出来、この先きっとオモシロいことを2015年にはやれるんじゃないかな、いや絶対にやろうと思っていました。
「『森の感謝祭』というイベントタイトルだけで、SAMさんとは意思疎通ができていると勝手に思っております。そんなSAMさんとエールを交換できて、嬉しくて仕方ありません。」(ブログより)
UWF戦士として東京ドームに立ち、自分の目の前で佐々木健介選手を破り凱歌を浴びたあの日の垣原さんが、時を経てこんなことを綴ってくださったのは私にとってはもう夢の夢のようなことです。
しかし、なんでこういうことになってしまうのでしょう。
カッキーさんに初めて直接お会いした時も、そしてその後お会いした時も、「世の中にこれほど”礼儀”を知る人がいるのだろうか」と思える、私のようなものからしたら尊敬の念の絶えない人格者であり、実際には大きなお子様がいらっしゃるお父様でいらっしゃいますが「好青年」とはこの人のためにある、そう思える本当に素敵な方なのです。
どうして、どうして、そんな方がこういう病魔に襲われなければいけないのか、寸分も理解できません。
こういう言い方はよくないのを承知で言いますが、世の中、神も仏もあったもんじゃない、そう思わざるを得ませんでした。
現在は抗がん剤の治療、食事療法、その他の闘病の中、体重もあの肉体美を誇った100kgからわずか3ヶ月で30kgも落ちてしまったそうです。
私自身何が出来るだろう、自身の考えも行動力も浅く、なんにも出来なかったのですが、カッキーさんのUWFインターでの盟友である高山善廣さん、また大先輩山崎一夫さん、鈴木みのるさんらがアクションを興されました。
具体的には募金活動です。
悪性リンパ腫となれば除去手術とかではなく骨髄移植という選択もあり、どれほどの負担になってしまうか・・・
3月28、29日東京、新宿中央公園で、お馴染み田中ケンさんプロデュース「TOKYO outsaide festival」が行われ、そこで田中ケンさんやスタッフと協力されて募金箱を設置しつつ、(29日には)高山選手が中心に呼びかけをされるそうです。
どうか、アウトドアの大好きなみなさん、また森のヒーローをみんなで囲めるよう、田中ケンさん、高山選手たちの活動へどうかご協力・ご支援お願いいたします。
私はこの両日、那須でのイベント任務があり新宿現地に伺うことは適いませんが、友人に募金を託し、そして知りえるメーカーさん、知人のみなさまへご支援をお願いするつもりです。そんなことしか出来なくって本当に心苦しいのですが、やらないよりかはやれることをやります。
アウトドアと森は切っても切れないもの。その森を守るヒーローは絶対に必要です!
それも、誰よりも優しく、熱い心を持った正義感溢れるヒーローが。