
有野実苑オートキャンプ場はご存知の通り、キャンプ場の持つ農園を最大のパフォーマンスにされています。
なぜか。
決して風光明媚とは言えない土地柄を充分に理解し、逆に最大の資産は山武郡の肥沃な土地であり、それをキラーコンテンツにすると固く定めたからです。
いわゆる、SWOT分析手法であり、だからこそ、場所で呼べないなら、呼ぶ場所に仕立てる、これに大成功しました。
最大の弱点を最大の価値で入れ替える作業。
そして、オンリーワンとなる。
その農園体験型キャンプ場の一つの基地であった農園レストランが、またまた新しくなり、進化します。
それが「ベルデューレ・リッコ」です。

地産地消なんていう概念以上に、「その場産 その場消費」。
しかも、リストランテ。
リストランテというからにはシェフがいます。
シェフがいるということは、創作料理。
房総の土の香りがまだ残る四季の野菜を目の前に、様々なクリエーションを提供してくれることに期待します。
ベルデューレとは野菜、
リッコは「リッチ」の意味。
いわば「豊潤なる野菜たち」、
もしくは「肥沃なる大地の贈り物」
そんな感じでしょうか。

「アウトドア × リストランテ=○○○」
どんなアンサーが用意されているのでしょう。
オープンしてからなるべく早く訪れ、一皿のメッセージを目の前に、その「答え合わせ」をしてみたいと思います。