
それは駅のベンチか病院のソファでしょうねー。
そんな駅のベンチでおなじみの「イームズもどき」(笑)
最近はいろいろな国へのパクリ批判が国内にありますが、日本だってこんなにもやらかしていたわけですな(笑)
何せ当時の国策企業がイームズもどきを堂々と日本全国津々浦々まで展開した?わけですから、まぁすごい。(写真はJRのではなく、某私鉄)
しかし当時はそんな意識がまるでなかったでしょうし、情報化社会ではないので誰もそんなことすら考えもしなかったはず。
なのでパクリというよりかはイームズに最大限のリスペクトをし、まだ日本には根付いていなかったシンプルな機能美を備え、さらに普遍性に富んだ工業製品を導入しようとした一大イノベーションだったのかもしれません。
それに日々意識せず触れた国民が、物言わぬメッセージを受け取り、なんらかの遺伝子でエデュケーションされたのでしょうね。
学ぶ、は、真似ぶ、とも言うそうです。
ま、あんまりそういうこと言うと、
ホワイ!!ジャパニーズピーポ〜〜!!と厚切りジェイソンに言われちゃいますね(笑)

目的はダイニングではなくモバイルデスクなんですが。
駅のベンチに座ると、なんか一旦無になれ、瞬間的なリフレッシュが起こりリスタートできるんですよねー。
そんな瞬間を自分の部屋でも再現したいなー、なんて。
モノはニーズによって生まれますが、ニーズを超える無意識をも引き出しす、そんなプロダクトデザインを「傑作」というのでしょうね。