
例えば
日本でいうところのカレーを大まかに分けてみると、
①インド料理のマサラ ②ご飯にかけて食べるカリー ③洋食としてのカレー ④和食としてのカレー このどれかに入るのではないか思います。
②として、私の中で30年以上絶対的な地位であるのが「デリー」。それも「上野デリー」

全く変っていないと思われるメニュー構成。
このデリーを不動の地位にしたのはお馴染みの「カシミール」。
余計な話ですが、カシミールとカシミアが同義で言われたりしますけどそれは違います。

聖地は変ること無し。
事業的には十分成功しているのに、この上野店は場所も変えず、店も拡張しない。
いつでも狭い店。それが上野デリー。

厨房だって狭い。

もうすぐ創業60年。
で、このマーク、よく覚えておいてくださいね。
②ご飯にかけて食べるカリー と称したお店で、私の最も愛するカレーは、この「コルマカレー」。
カシミールのあの刺激的で芸術的な辛さもいいですが、私は「バランス派」なのでやっぱりこちら。
玉ねぎの甘さをこれ以上引き出した料理はないんじゃないかと思います。オニオングラタンでもこの完成度には適いません。

サラサラのカシミールやインドに比べるとずっと粘度があります。かといって小麦粉のとろみとはまるで違い、野菜だけの粘度ですから、いわば世界一辛味のあるジャムと称してもいいくらいです。

アチャールといったほうがいいのか、キュウリの漬物といったほうが正確なのか、難しいこれ。
味は東海漬物(笑)ではなく、ピクルスの味。けれど見た目は漬物。
もしかして、今カレー屋さんの付け合せになぜかキュウリの漬物があるのはこのデリーが発信元なのかも。

玉ねぎと共にこれがまた合うこと。

コルマは深い茶色で、まさしく究極の炒め玉ねぎ色。
辛み、甘味、酸味さえもある「インドカリー」の決定版と思ってます。

話は横にずれますが、デリーのあと必ずデザートにするのが、真向いにある「
みつばち」の
小倉アイス。

こちらはさらに旧い創業100年。
カシミールを食べてもこれでクールダウン。

そして、
柏のボンベイへ。
②でいうところの名店中の名店。

2店あるうちの東口「カレーの店 ボンベイ」へ。


と、
ご覧いただければお判りのように、デリー譲りのハウスマーク。
2種類のスプーンも置き方も一緒。

コルマはありませんが「
カシミール」「
インド」はあります。
「インドカレー」です。
このインドのみシエラカップみたいな器で登場。
キライではないけど、こういうところでキャンプを連想してしまうと味に集中できない(笑)

サラサラ。

なので、ごはんとは割りと混ぜて食べるほうが美味しいですね。
カシミールではないにしても、十分すぎるほど辛い。
普通の人だったら滝汗間違いなし。
デリーとはちがってカフェ風の店内は、ちょっと裏原的カルチャーな感じ。
上野 ⇔ 柏 。
常磐線で繋がるこの二つの駅に、日本が誇るインドカリーの名店あり。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-23671310"
hx-vals='{"url":"https:\/\/samcamp.exblog.jp\/23671310\/","__csrf_value":"54211fb44b24b6c3338c478350adfb5db1a7b39a07c0679273dc54c1e51f56a53753152287e850cc7000f630323bd96bdfaa0bbaede03aecde8b90bc37fd3a22"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">