そうするとこんどはガイドブックの新版、とこの流れは毎年変わらない。
カタログはキャンパーの大きな楽しみの一つで、それを枕元に並べながら今年のキャンプを夢見るというのは誰しもが経験するはず。
しかしやっぱり今年も思うこと、いや今年は一番思うこと、それはカタログの功罪。
何でメーカーがキャンプスタイルを定義しちゃうの?
何でメーカーが選択権を狭めちゃうの?
何でメーカー(道具)が主役なの?
ユーザーはその通りにすると、初心者でもいきなりベテランになれちゃう。
ユーザーは使ったこともないに、もう評論できちゃう。
ユーザーは道具で優越感を味わっちゃう。
道具選びは楽しいものだし、キャンプに大きな彩りを与えてくれるもの。
しかし消化不良の使い方はどうかと思う。
そして自己顕示のための使い方というのもどうかと思う。
今のカタログが消費者に対して、そこを上手く突いているのだと思う。
「スペック」という目に見える数字まで使って。
如何にカタログに近づくかが、自分のスタイルなのか?
それもひとつの手だ。
しかし、それを通過して自分たちの世界を広げたい。
先入観で半分以上キャンプをした気になってはいけない。
ほんのさきほどの話です。ふと思い立って、テント内で使うロゴスのLEDランタン(同じものお持ちですよね。)に傘のようなリフレクターを作って取り付けてみました。厚紙を丸く切ってアルミホイルを貼り付けたものをかぶせるだけです。
ところがどっこい、テストしてみると、下を照らすという意味では体感照度は2倍くらい?になりました。
最近忘れていた”あるものを工夫して使う”というもしかしたらキャンプの醍醐味かもしれないことを思い出したような気がしてちょっとうれしくなりました。
ホワイトガソリンランタン用もアルミ板かなんかで作ってみようっと。