
いや、バカなことといってもオアソビの範疇としてで、常識ハズレやワルイこと(笑)じゃないんですけど、
なんかイタズラかな、そんなウキウキするバカなこと。
で、くだらないことやりました、それもキャンプで会いましょう@青川峡キャンピングパークで、です。
「卵45個のスクランブルエッグ」

それが入りそうなボールが見つからないので、ステンダッチに入れただけ。
が!
これを見て「このまま調理できるんじゃない??」と。
一部の人はイケる!、編集長をはじめ数名は「失敗したら悲惨だから・・」となったものの、

いくらイタズラ心でやったにしても、勝算はあったわけです。
理屈と経験でいけば理論上出来る?と。
気を配らなければいけないのは凝固の速さからの焦げ付きで、そのためにヘラとお玉でとにかく一生懸命掻き混ぜます。
火の通りをなるべく一定にするためにも。
ところが、なかなか固まっていく気配なし・・・これは失敗か!?
失敗したら新富士さんのステンダッチのせいにすればよい(笑)

やはり思っていた通りある瞬間から液体から固体になっていき・・・
そう、ここで火をストップ。
なぜならダッチの蓄熱性=ゆるい加熱にバトンタッチしたほうがいいと思ったからです。
ちなみに、調味料としてコンソメキューブをホンの少量の湯で溶かしたものを7個分加えて混ぜ込んでいます。


これぞスクランブルエッグ!!
固まってはいるけど焼けてはいない。
つまり「いり卵」ではなくスクランブル(ド)エッグ!!


そう、フワフワにできちゃったんですねー!
出来てしまえば大声で「ふ、思ったとおりだぜ!」と(笑)
いや、やっぱりステンレスダッチオーブンのおかげです。
もし鋳鉄ならこうはいかなかったんじゃないかなー。

編集長も安心した様子(笑)

以前、ガルヴィさんのダッチオーブン創作コンテストに出させてもらったとき、清水國明さんが、
「ダッチオーブンは2割食べれるところが出来れば大成功!そんな気分で!」
と笑いながらおっしゃられていたのが実に今も腑に落ちます。
実際に2割じゃ食べれないけど(笑)、8割はしくじってもいいやくらいの気持ちの余裕を持つと、「どうなっちゃうのかな!」というワクワク感がもっと持てるよ!という裏返しでしょう。
レシピ通り、予想通りだけじゃ・・
決まりごとや常道に縛られた日常。
たまには、多少のイタズラ心を持って先が読めないことをやってみたいものです。
もちろん、自らの安全は確保し、周りには迷惑千万にならないように。
キャンプはそれを許してくれる、チャンスを与えてくれる数少ない場、そう思います。