
さて、
プレスリリースでも10日前に正式に発表されていますから決して新しい情報ではありませんが、その10日に展示会で拝見した「
シーズンランタン2015」、まぁ
ターコイズブルーが美しい逸品ですねー。

歴代のシーズンランタンの魅力は200Bを基本にした?コールマン伝統のスタイルに、まさにシーズンの名に相応しいテーマとカラーが施されている点に多くの方が魅力を感じているのだと思います。最初はありませんでしたが、毎年復刻されるレプリカキャリーケースも後に魅力を付加。
2005年(私が現在所持している唯一のシーズンランタン・・笑)から2015年でちょうど10周年・・・・おや???2005、2006、2007・・2015なら11年目??
2009年だけが抜けているのですね。その事情はともあれ、もしあったら何色だったのでしょう。



さて、この美しい
ターコイズブルー、決してシーズンランタン単独のカラーではなく、
2015年のデザインコンセプトである「
アメリカン・ヴィンテージ」に則っています。
このクダリはプレスリリースにあるとおり、
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<「週末は家族で車に乗って大自然へ」 ― キャンプの原型ができた1960年代アメリカ>
デザインコンセプトとなった「アメリカン・ヴィンテージ」は、1960年代の古き良きアメリカを表現しています。当時のアメリカでは、多くの家族が週末になると、車に荷物を積み込んで、家族で大自然にくり出していました。時を同じく、コールマンは1965年にテントやスリーピングバッグ等、時代にあったアウトドアレジャーに楽しさを添える製品を次々と発表。1960年代はコールマンにとって、新しい歴史の1ページをめくることになった時代と言えます。
現在につながる「キャンプの原型」ができた時代。その時代を象徴する「アメリカン・ヴィンテージ」のデザインで、レトロ感を演出しながらも今の時代にもフィットするターコイズブルーを、「シーズンズランタン2015」のカラーとして採用しました。
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ということで採用されたイメージカラーというわけなんですね。


確かにこのカラーが持つイメージにはなんともいえぬ1960年代の香りがあり、当時の人車種「
シボレーのベルエア」でも使われていたり。
ホント旧きよき時代のいいカラーですよねー。

あ、だからこの
グローブ?(笑)

それと、
デカールはクルマのエンブレムですもんね!
そういえば以前日産のレトロカー路線の「PAO」なんかにもこういうカラーがあったなぁ。

ところで私自身完全な勘違いだったのが、「
ターコイズブルー」の
ターコイズがイコールトルコ、つまり「
トルコ石」なんで、すっかりその名前から
アメリカのもではないと思い込んでいました。
ところが、そもそもアメリカ南西部の鉱物資源ともいわれたり、ネイティブアメリカンが、地球をとりまく美しい空を表す神の石ということで装飾品としてたというのですから、根っからのアメリカ産だったわけです。
それがトルコ人の商売人たちが貿易として欧州に持ち込んだため「トルコ人の石」と別称されたらしく、全然トルコのものでもなんでもないんですね。
そういえば今でもよくあるターコイズブルーのアクセサリーのデザインは、どう見てもアメリカンな香りがするものばかりですもんねー。
いずれにしてネイティブ以来のアメリカの代表的な一つのカラーということで、このアメリカンヴィンテージにはまさに相応しい色といえるでしょう。


シーズンランタンだけでなく、
発売60周年を迎えたスチベル、
オアシスもターコイズがラインナップ。
今までは単独のカラーであったシーズンランタンが、新たにこういう連動性を帯びたのですから、今後のコールマンのテーマ戦略にも新たな道筋が開けた、そんな感じでしょうか。
それに・・後ほどまた改めてご紹介しますが、「ブルー」の路線はコールマンの大きな柱になっていくと予想されます。

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