蕎麦は生に限る・・・と思っていたの、やめます(笑)
今、「干しそば」もここまできたのか、認識がすっかり変わりました。
そのきっかけを与えてくれたのが、「元祖 十割そば」。
作っているのは「東京かじの」、小平の会社です。
そもそも生の蕎麦でも難しいそば粉十割を、「干しそば」で実現してしまったというのがすごいですね。
十割ということは、小麦粉も当然の事ながら、干しそばには必ずある食塩も添加されていないわけですから、純粋なそば湯も取れるということになります。
これを紹介してくださったのは、WILD-1 根本さん。
「これ、ほんと美味しいから食べてみて」と。
作ってもらったのは「ワイルドフィールズおじか」の和風コテージにある、この竈を使って。
タップリのお湯で。ちょうどこの日は、場内で採れた新鮮な”水菜”も頂戴し、さらに豪華。干しそばが美味しくないとされていた過去は、まず蕎麦がとにかくボソボソしていること、弾力が感じられないこと、そして風味が感じられないこと、この3つではないかと思います。
しかし今は、というか、この十割そばでは弾力以外全て生蕎麦なみに再現できています。
むしろ、生にはない独特の喉越しがあったり、舌触りがあったり・・
これはすごい!
もう、「乾麺」という概念は捨て、「干しそば」という新しいジャンルに目覚めました!
水菜の根元のたたきを乗せると、もうこれは蕎麦屋でも味わえない「料理」です。
ということで、「干しそば」をもっと自宅で研究・追求し、それで得たもので今一度今度はアウトドア蕎麦として相応しい、なにか新しい食べ方や調理を見つけてみたいです!