アウトドアエッセイ

◆尾木ママに対抗して、SAMパパの考え(笑)~コールマン【家族キャンプに関する意識調査について】より

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前回に続き、理屈くさい話をじゃんじゃんしましょう!!(笑)


さてさて、5月の始めころ、コールマンからこういうプレスリリースが出て、同時にプレスセミナーを行ったのをご存知ですか?

「家族キャンプ経験者の77%が子どもに良い影響があると回答、

尾木ママ 未来型の学力育成における原体験の重要性を語る」


2月に実施した【家族キャンプに関する意識調査について】のアンケート結果をもとにした家族キャンプの有益性を論じるセミナー。


このときの尾木ママのコメントを引用しますと、






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子どもの成長・発達において、将来、人間的にも学力的にも伸びていくための基礎・基本、土台となるのが「原体験」が内包する教育力に他なりません。火や石、土、水、木、草、動物との体験、暗闇や飢え、渇きなどの「ゼロ体験」を通じて、子どもたちは探究心や人としての感性を高め豊かな人格を形成していくのです。「原体験」が、今流行の早期教育よりも子どもの「地頭」を向上させる効果があることは、脳科学者らも指摘するところです。

近年、国際社会が模索する「未来型学力」は、現在の学力観における知識量や技量ではなく、将来何が出来るかに重点が置かれようとしています。2018年からのPISA調査では、グローバル化する社会で多様性を受け入れ、共同しながら新しい価値を生み出す能力(グローバル・コンピテンシー)が問われます。

家族キャンプは、「原体験」だけでなく、「未来型学力」の構成要素となる「問題解決能力」や「段取り力」「社会性・共同性」「主体性」などを育むのに最適です。キャンプを通じてアウトドアの素晴らしさ、楽しさを家族で共有し、グローバル化時代を逞しく生き抜く力を育みたいものです。

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だそうです。


なるほどー、ですね。



特に最後の、

「未来型学力」の構成要素となる「問題解決能力」や「段取り力」「社会性・共同性」「主体性」などを育むのに最適

というのは子供だけの話ではなく、我々社会人にとって重視される点として指摘されたのかもしれません。



ただ、ですよ、この「問題解決能力」や「段取り力」「社会性・共同性」「主体性」の中で、「段取り力」というのだけがどうも異質な感じがしてしまい・・・

つまり・・・「段取り力」の高いキャンプはオモシロクナイ!(笑)というのは率直に思っていることです。


「段取り力」が何を意味しているのかにも拠りますけど。


「問題解決能力」ってまさにabiltyですけど、「段取り力」って「能力」なのかな??って。


探究心や人としての感性を高め豊かな人格を形成していく


という部分と、この「段取り力」は全然合致していないように思えるのです。

感性で段取りする人なんて見たことがない(笑)


キャンプであろうがレジャーであろうが、段取りが必要なことは当たり前として、それが子供のする作業には到底思えません。


たった一つ、そこだけ。そこだけにこのコメントからは違和感覚えました。


むしろ・・・「未来型学力」として、

「ソウゾウリョク」を挙げてほしかったなぁ!

「ソウゾウリョク」とは「想像力」と「創造力」のどちらも。


これ、キャンプやってると高まりますよー。


というか、キャンプはこれが使われる領域が広い!


いや、野遊びみたいなのは本来これに極まるんじゃないかなぁ、と実感しております。


「問題解決能力」なんて、「想像力」と「創造力」が基点のようなものです。


探究心や人としての感性を高め豊かな人格を形成していく


その「泉」なんじゃないかと感じます。「ソウゾウリョク」は。



で、アンケートのほうへ目を向けますと、


未経験者の家族キャンプ実施に至らない理由として最も多かった回答が、「キャンプ道具を持っていないから」(67.3%)


そう、キャンプ道具買わないと!!(笑)


で、その先に、


アウトドアメーカーがキャンプに有用な道具の使い方をレクチャーする体験イベントを提供するなど、(中略)アウトドアメーカーのサポートも後押しとなり・・・


そう、先週六本木でやりましたね!

「Coleman」が考えるキャンプの“今”と“未来”が体験できる

「COLEMAN OUTDOOR RESORT PARK」

を!!


このプレスリリースが5月のアタマに発表され、ちゃんとコールマン自身が言いっぱなしではなくフォローアップをしたということです。

最近は提唱はするが、フォローアップを自らはしないなんていう企業はザラ。

コールマンはそういう意味で立派です。

ましてやものすごい集客だったということですから、おざなりではなく物事が完結しています。



ただし、このアンケートの一つの結論として、


19.6%とても行きたい + 60.4%機会があれば行きたい

= 合計80%「行きたい」


としていますが、これはいくらなんでも短絡的な結びだと思ってしまいます。


「機会があれば行きたい」というのは、「機会が訪れない限り行かない」と同義語で、その機会の度合いが問題だと思うのです。

つまり、先述の、


未経験者の家族キャンプ実施に至らない理由として最も多かった回答が、「キャンプ道具を持っていないから」(67.3%)


ということは、キャンプ道具を得ない限り行かない、に近似になっているわけです。


だから、8割が行きたいのではなく、2割は積極的母数、6割は消極的母数、そういう目で見る必要があるのではないでしょうか。

合計80%が「行きたい」のではなく、「行きたい気持ちを潜在的に持っている」母数ということになると思います。

だから、この6割の消極的母数がどうやって機会を得、積極的母数へステップアップできるワンアクション(テーブルじゃないよ!・・笑)を提供するかにかかっているのでしょう。

そのワンアクションを、「OUTDOOR DAY」「COLEMAN OUTDOOR RESORT PARK」が担っているのは間違いないです。

キャンプを知っている仲間同士で遊びに行くのもいいのですが、キャンプをよく知らない友人や知人をそれらのイベントに引き込んだら、そのワンアクションがおこるんじゃないかなぁ、なんて思います。

今ごろ、おそいかー!!(笑)


※4月の代々木では、そういう対象の予備軍をとりあえず5組ほどお呼びしました。

ウチ3組はすでにキャンプ道具そろえてます(笑)。この時点で消極母数から転じて積極母数の仲間入り。

中にはキャンカーを買おうかという検討をしている積極性が行き過ぎたフトトキモノまでいます(笑)


by sammag | 2014-05-29 00:03 | アウトドアエッセイ

人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・星のソムリエ® SAMの人生キャンプブログ


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