▲気になるアンテナ

◆フジヤマ・クオリティが秩父のアウトドアクオリティを変えるか? ~『秩父ミューズパーク スポーツの森』再生事業

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さてさて、2014年アウトドア、キャンプシーズンの先陣を切っての幕開けといえば、今週末行われる「ジャパンキャンピングカーショー」でしょう。

もちろんアウトドアに年間の区切りなんてないわけですが、啓蟄のように(?)オモテに出ようよと気持ちが向くのは立春からですからね。

となればやはり2014年度に新たにオープンする施設の話題もちらほら。先日の「昭和の森フォレストビレッジ」再生プロジェクトに続き、新たな再生プロジェクトが発表されています。

それが埼玉県『秩父ミューズパーク スポーツの森』で、なんとその事業主がPICA率いる「フジヤマ・クオリティ」だと知り、ちょっとビックリです。

それを知ったのはまたもや東京新聞(東京新聞はアウトドア系に強い・・笑)でした。






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市、赤字穴埋め解消へ 「秩父ミューズパーク」  2014年1月22日

秩父市は、市が二〇一三年度から直営している公園施設「秩父ミューズパーク・スポーツの森」(同市久那)の一四年度以降の経営事業者について、富士急行子会社のフジヤマ・クオリティ(本社・山梨県富士吉田市)に決めたと発表した。市はこれまで年間約八千万円の赤字を穴埋めしていたが、解消されることになった。
スポーツの森は一九九一年七月に西武鉄道が開設。経営環境の悪化で二〇〇六年末に西武鉄道が撤退し、施設は市に無償譲渡された。その後は第三セクターの秩父観光機構が運営していたが、抜本的な経営改善を進めるため、本年度は市の直営とし、公募で経営事業者を探していた。市はスポーツの森の施設のうち、コテージ(百棟)とテニスコート(五十二面)、フットサルコート(一面)の賃貸借契約をフジヤマ社と結び、四月から経営を引き継ぐ方針。プールは引き続き、市が運営する。
フジヤマ社は富士山周辺でキャンプ場を運営し、約十万人のアウトドア愛好者らが会員登録している。スポーツの森は合宿などの団体利用は堅調なため、会員へのPRを通じて個人客を増加させれば、経営が好転すると判断したという。
同社担当者は「都心から二時間圏内にあり、会員に勧めやすい立地にある。アウトドアで遊べる設備を強化して、魅力を向上させたい」と話している。

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だということなんです。

これはある意味「昭和の森」とも関連した、昭和の遺産、特に高度成長の副産物ともいえる広域レジャー土木事業の、平成の着地点といえそうです。

ここで注目なのは・・・

「フジヤマ・クオリティ」が、山梨、静岡を飛び出した、ということです。

正確に言えば相模湖や熱海(初島)、それに山梨の北杜市もあるので決して富士山が絶対条件ではないにしろ、やはりそれらは同心円状ではあるので、秩父はかなり異色と言っていいと思います。

東京新聞の末文にもあるとおり、「フジヤマ・クオリティ」は今後の事業対象を富士山に縁にある場所に限ることなく、「フジヤマで養ったクオリティ」をもって「都心から二時間圏内にあり、会員に勧めやすい立地にあるアウトドアで遊べる設備を強化して、魅力を向上させたい」のかもしれません。

以下はその前に発表されていたプレスリリースを引用します(一部割愛)。

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2014年4月、『秩父ミューズパーク スポーツの森』が生まれ変わります

富士急行株式会社 2014年1月14日 

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富士急行株式会社のグループ会社である株式会社フジヤマ・クオリティ(本社;山梨県富士吉田市、社長;福重隆一)は、埼玉県秩父市が運営する『秩父ミューズパークスポーツの森』を2014年4月より秩父市より引き継いで運営いたします。

『秩父ミューズパークスポーツの森』は、コテージ100棟にレストランや温浴施設を備えた宿泊施設と52面のテニスコートやフットサルなどのスポーツ施設を併設しています。当施設は、連なる秩父の山並みを望む秩父長尾根の森の中にある総合公園“秩父ミューズパーク”の中に位置しており、豊かな森と公園の中で四季折々の自然を楽しむことができます。

株式会社フジヤマ・クオリティは、「PICAリゾート」ブランドとして、山梨県・静岡県・神奈川県で8施設のキャンプ場などのアウトドアリゾートを運営しており、その運営ノウハウを活かして『秩父ミューズパークスポーツの森』の活用の幅をさらに広げて参ります。

PICAリゾートのミッションである“人と人、人と自然のインターフェイスになる”を基に、秩父の森や自然の中での愉しみ方・過ごし方のスタイルを提案し、秩父の森とともに自然体で暮らす喜びを知る施設を提供したいと考えております。


■ 秩父ミューズパーク スポーツの森概要

【所在地】 埼玉県秩父市久那637−2  関越道路車道 花園ICより約40分

【運営開始日】 2014年4月1日(火)


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さてさて、秩父ミューズパーク、確か以前チラッと寄ったことがあります。

それはキャンプではく(キャンプ場はないので)、秩父のキャンプの帰りにプール&アスレチックを楽しみました。

まぁ、ここも広かった!!

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で、フジヤマクオリティが経営するのは「秩父ミューズパーク」のうち「スポーツの森」部分であり、100棟のコテージを中心とした場所。

おそらく宿泊だけのキャンプコンテンツではなく、もう少し幅の広いアウトドアアクティブリゾートの方向性へ向かっていくのではないでしょうか。

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ところで・・・

今年、2014年は秩父にとって非常に重要な年であり、昨年あたりから各種メディアでも「秩父」を注目しているのが分ります。

それは12年に一度の「秩父三十四ヶ所観音霊場=秩父札所の総開帳の年」に当たるからなのです。なにせ、西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所と合わせての日本百番観音なわけですから、巡礼者の方に限らず、文化財マニアの方にもこの機会を逃すまいという機運が高まっています。

しかも「秩父ミューズパーク」にはその札所23番「音楽寺」があり、なんともミューズパークに相応しいカルチャーな感じがするお寺があるのも偶然ではないかもしれません。


秩父といえば西武鉄道のお膝元。

その西武鉄道の開発事業を、平成に富士急が引き継ぐとは本当に時代が変わりました。。。

2014年は、昭和の森、秩父ミューズパーク スポーツの森、「関東で昭和に開発された大規模フォレストパーク」が再生する年となりそうです。


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Commented by 萌音 at 2014-03-03 11:57 x
こんにちは。キャンプのブログを色々読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。キャンプ羨ましいです。
Commented by sammag at 2014-03-05 20:12
萌音さん

こんにちは!

ありがとうございます!

そういっていただきうれしいです!
by sammag | 2014-02-04 00:03 | ▲気になるアンテナ | Trackback | Comments(2)

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