◆デカイとは聞いていたがイオンモール幕張は本当にデカかった！(笑）

久しぶりにコストコへ出かけたら、エライことになっていました(笑）。分ってはいたものの、こうカタチになってくるとまぁバカでかい！イオンモール幕張新都心店。

12月にオープン予定、幕張が本拠地であるイオンがその威信をかけた超巨大ショッピングモール。

そのでかさはというと、日本全土の商業施設では9位、首都圏ではレイクタウン13万平米、ららぽーとTOKYO BAYの11.6万に次ぐ、9.6万平米の店舗面積。延床面積にいたっては21.3万平米というおそろしいデカさ。まぁ、たしかにレイクタウンはでかいですが、ある意味凝縮度はこちらのが全然上でしょう。






で、ご覧のとおりコストコが完全包囲されています(笑）。よくこの中で営業を続ける気になったなぁ、という完全カゴノトリ状態。

それでは、どのように囲まれているのかといえば・・・

海側は開けていて何もないように見えますけど、ここでイベントジャンジャンのはずなんで毎日が盆踊り状態のはず(笑）


そしてメインのA棟。これだけでも通常のイオンモール3個分あるんじゃないかなぁ・・イオンの新機軸「オトナ」のライフスタイルを提案するらしいです。

Bはペットのゾーン・・・てか、それだけのためにこの建物(笑）。首輪だけでも100万本くらい揃えなきゃこの建物埋まんないでしょう(笑）

見えませんが奥がCで、まさかの温泉(笑）。スパとビューティーらしいです。そう、吉本が入るのもこの辺かな？


この道を挟んだDとEがキッズ・ファミリー＆スポーツ。特にチャリはものすごいらしいとか・・でもスポーツオーソリティしかないはずなのに？？？てことはアウトドアもその範囲だよなぁ・・・どうなんだろ、マジ。

いろいろとマーケッター時代(笑）に話は聞きましたが、いわゆる「コト」軸の実現、それがキモになるわけで、実を言うとイオンが一番気になるであろうことは「滞在時間」なんですね。

そして「滞在時間」こそこの時代の顧客の囲い込みであって、一人の滞在が長い時間になればなるほど落とすお金が大きくなる、そのことはイオンのこれまでのDBで解析した結果なのだと思います。

だからこそ今後の商業施設のレーゾンデートルになりうるモデルなのかもしれません。

さらには、商業施設単独ではなく、ECへの誘導喚起がもうひとつのポイントで、滞在時間というのは店にいるだけでなく帰宅後ECへ向かわせるのも全く同じ考えで、GMSが行うO2Oの試金石でもあるわけです。

イオンは日本全土の場所を支配するだけでなく、日本人の時間さえ支配してしまうのかも(笑）。

つまり本拠地お膝元に何ゆえこだわったかといえば、最終着地としてイオンの何がしかにお金を落としてもらうための巨大なるショールーム＝ショールーミングなワケです。

だから大きさだけのレイクタウンとも違いますし、あまりにも近すぎる、しかし物販オンリーのららぽーとともそこに差別化があるはずです。

入場者2万5千人が単なる来客者(カスタマー)であるだけでなく、何らかの伝道者(エバンジェリスト)として帰ってもらう、これこそイオンがここで仕掛けたいことでないかな、と思います。

もちろんいきなりそんなうまく行くわけもないでしょうし、しかも出店350店の顔ぶれはサマンサタバサ以外、いつものイオンの常連ばかりです。

たしかに今やテナントやショップ、さらにはブランドに頼る時代は終焉したとは思いますけど、それでもプレイヤーの顔ぶれがいっしょなのはちょっと興ざめではあります。

はたして同じ顔ぶれではあるが、やることは違う、になれるか、そこ注目です。


ちなみに、我が家からそのイオン新店に参加する人がいます。

奥さん(笑）

600人のパート募集に、1500人応募から(倍率約3倍）選ばれました。

私より先に就職決定(笑）。

自分もイオンでお世話になろうかな(笑）。