ある知人たちのコミュニティサイトを無償で立てたお礼のひとつで、使っていないからということで、最新機種ではないという注釈付もあったが、ここは大変有り難く頂戴した。
実は以前、ザウルスのかなりのヘビーユーザーであった。特に初期の初期のカラーザウルスは、PCユーザーになる以前だったので、それこそ使いまくりの日々だった。
面白かったのはイタリア出張の際にリナーテ空港で、このザウルスで何度も捕まった経験だ。見慣れぬこの機械に毎回「これは一体なんだ?」ということになり、不審なものと判断され別室に連れて行かれる。そのたびに「これはね・・」と懇切丁寧に説明すると、途端に「オー、ブラボー、日本人はすごい」と税関中の係員が集まってワイワイなるといういつもの構図。陽気だけどメカ音痴のいかにもイタリア人らしい。こちらは捕まった身分なのに、最後はなぜか握手責めだ。
そのカラー初期モデルから3世代くらい乗り換えて、いつでも肌身離さずであった。
その後モバイルそのものがPCになり、PDAも連携性のいいクリエにその座を一旦譲った。しかしそのクリエもケイタイにとって代わられ、ここ数年全くPDAには関心は無かった。
ずいぶんと長い時間を経て、また使い始めてみるとその入力のよさに驚いている。キー操作が違和感無く素早くできる。DPもさすがシャープ。ペン入力の変換もやはり完璧(これがクリエに対する大きなアドヴァンテージだ)。
残念なのはアプリケーションが依然として軟いし、PCとの互換性もイマイチ。まぁ、使い始めたばかりだから早急な判断はやめよう。それでも(いい意味での)おもちゃとしては十分遊べる。ちなみにこの文章は電車内でザウルスを使って書いたもの。
SAMさんもPDA使いだったんですね。ジツは私も長年CLIEを愛用してます。
ザウルスももちろんいいと思いますが個人的にはシンプルでかゆい所に手が届くソフトも豊富なPalmというOSが好きです。(CLIEというマシンではなく)
ご存知かどうか、きしくも今日(正確に言うと昨日)SONYがCLIEの販売を終了、唯一の日本語版Palmマシンがなくなるというニュースが...
きっと携帯やらなんやらPDAにとって変わるマシンが氾濫しているのでPDA自体の市場が縮小してるんでしょうね。なんだか寂しい限りです...
私の使っていたCLIEはPEG-NR70でした。手持ち感がすごくよくって見た目もかっこよく、すごい気に入っていたのですが・・・結局文章書きの私としてはpalmベースの変換能力がどうしても馴染めませんでした。やはりザウルスの方が日本語においては1日の長があったように思います。しかし、それも今のケイタイには適いません。スケジュール管理もWEB上だし、結局PDAそのものの意味がなくなってしまいましたね。今PCはレッツノートW2をモバイル用にしていますので、ザウルスはそれをもたない場合のモノ書き用途だけで使おうと思っています。本来のPDAの機能は捨てました。そして多分出番が多いのはむしろMP3プレイヤーとしてではないかと・・・(笑)
それでもひねくれモノの私としては、人が使わなくなってきた時に使い始めることにある意味喜びを感じています(^^;)