なんとこの店はスナックの居抜きで、奥に通されると、ベルベットのスツールで食すことになる。看板情報から判断するとスナックのラーメンコーナーが出発点らしい。
今日はその元々のコーナーであるカウンターに座る。家族であろう老若男女全員から厭味ではない?過剰なもてなしを受ける。
運ばれて来たのは特製味噌ラーメン。麺は西山製麺的なものでなく、白っぽい中細縮れ麺というのが珍しい。これはこれでいいのだが、スープにパンチが無いのが惜しい。チャーシューとメンマは個性的だ。
店内はAMラジオが流れ、ラードの匂いが立ち込める。昭和50年代の札幌ラーメン店にバックトゥザフューチャーした。