2月20日~25日まで、
銀座松屋で、恒例の「
世界の中古カメラ市 ~アンティークから新品同様まで~」が行われています。
もう35回を迎えるのですね。
となると35年前からはじまったということになるのでしょうが、その当時はよかったとしても今や「中古」だとちょっとイメージ悪いですよね。
実際はセカンドハンドという意味合いよりも副題にあるようにアンティークでありクラシックとかそんな感じだと思います。
アークカメラ アカサカカメラ カメラのアルプス堂 喜久屋カメラ 銀一スタジオショップ 新橋イチカメラ 三共カメラ 秀光 スキヤカメラ ダイヤモンドカメラ 千曲商会 ナショナル・フォート 早田カメラ ヒカリカメラ フォトベルゼ 富士越写真機店 藤澤商会 ペンギンカメラ ムサシ商会 ラッキーカメラ店 というトラディショナルカメラの勇20社。
ローライフレックス。いつかは1台持ってみたい・・・老後の趣味の写真はこれで!
テッサーレンズの
ローライ35なら今今で欲しいなぁ。残念ながら持っていません。
コダックレチナ。これもぜひ1台所持したい。今でこそ「レチナ(=網膜)」といえばapple製品の代名詞ですけど、このコダックのネーミングのがずっと先。カッコウイイ名前というかセンスを感じます。
私の愛する
Voigtländer(フォクトレンダー)。現在Vitoret DとVITO BLを所有しています。もう1台欲しい!!
もしかしたら今の「
PEN」にこんな原型があったということを知らない方も多いかもしれません。
オリンパスの研究者故米谷さん開発の傑作中の傑作、画期的なハーフカメラ。ここに並べられたのはそのボディを愛好家がカスタマイズしたものがズラリ。このアイデア(革のチェンジ)、今のPENでも行われいますね。
私もこれらのPENシリーズを5台所有しています。そして1台はその革カスタマイズモデル。
これです。
多くの方の訪問の目的はこれ。ライカ。出品の台数もやはり多いです。
でも、私はそれほど興味なし。ひねくれものなんで(笑)
むしろ興味の対象は
ライカフレックス。
今回残念だったのは
国産銀塩一眼レフの出典がすごく少なかったこと。いわゆるカメラ女子熱が冷めてしまったこと、ミラーレスの登場でさらに「お散歩カメラ」が取って代わられてしまったこと、これらが原因じゃないかなぁと感じます。正常に戻ったということかな。
お宝カメラ以上にお宝レンズが発見し易いのもこの催しのいいところ。スコパーとかゾリゴールとか
。
そしてアクセサリーを探しやすいのもここならでは。実際のお店では仕舞われていることが多いので。
そうそう、なんといっても銀塩はいいフィルムが手に入りにくい!
恒例というかお楽しみのジャンクも少なかったなぁ。使い物になるかならないか別にしてけっこう希少なものがこういうところにあるんですよねー。
なんだこれ!?誰がどう作ったか分らない
Nikon FM-10を
クロームメッキしてしまったもの。こりゃユニーク。しかもレンズがコシナ。思わず買おうかと思いましたが¥9000という値付けにドン引き。ジャンク相場ならレンズ込みでも¥5000でしょうね、これ。惜しいなぁ。
で、結局何か買ったのかといえば・・・おなじみ銀座「銀一」でみつけた・・・
CRUMPLER(クランプラー) 6ミリオン・ダラー・ホーム。愛用者が多い人気のカメラバッグの新色パープル。
なーーーーんとこれが¥3000!!!店頭では1万円くらいだからこりゃチョーいいお買い物でした。そして同じく
クランプラーのストラップ PDE001-G00000 ザ・ポピュラー・ディスグレイスのネオングリーン。バッグの縁取りと同カラーというのがミソ!
買う買わないは別にして、カメラ好きの風物詩として永く続けていただきたい催しです。
それにしても松屋はこういう文化的な催事がとても多く、それも永く続けているものが多く大変立派です。