食べある記

◆旭川らあめん こもり/ 正油らあめん

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北海道へはずいぶんとご無沙汰。札幌はもちろん、小樽、函館、釧路、そして旭川。もちろん仕事やプライベートで、などなど。で、どうしてもラーメンはご当地で食べてしまうわけです。大好きですから。
その中でもかなりインパクトというか衝撃に近いものがあったのは旭川。それまでどうしても北海道=味噌という勝手な固定観念を大きく覆してくれたのが「蜂屋」。老舗としての店そのもののインパクトがありましたが、店に入って迫ったきたあの「節」の圧倒的な香りに驚愕しました。その節は煮干しのような小さいものではなく「アジ節」。それが焦がしラードとともに作られたWインパクトの存在感は、「ああ、北国のラーメン、ここにあり」とものすごく感動しました。





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さて、このこもりは東京にある旭川らーめん。ちいさなお店ですが、いつの間にか老舗の部類に入ってきたかもしれません。草分け的存在。

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スープは蜂屋ほどの強烈感はありませんけど、じゅうぶんにその系統であることが分る独特の魚粉を感じる濃い目のスープ。そしてチャーシュー麺を頼んだ記憶がないのにこの枚数!

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麺も多加水を感じさせる食感。でも西山製麺とはちがう玉子多めの濃い黄色。

もうそろそろ春。私が初めて旭川を訪れたとき駅の向こうの山々の残雪の景色がとても美しかったことが忘れられません。ついそのときの山の景色とラーメンのインパクトが大きく、今でもこの旭川ラーメンを食すると記憶が鮮明に蘇ってきます。
by sammag | 2013-02-15 18:00 | 食べある記 | Trackback

人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・JACインストラクター/講師・温泉ソムリエマスター/温泉健康指導士・星のソムリエ® ・exite公式プラチナブロガー SAMの人生キャンプブログ


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