先日の
キッチンカロリーに続いて、庶民派洋食の雄「
レストラン・バンビ」もいきますか!
こちらもカロリー焼きとは対極の鉄板焼きでもある名物「ドカン鉄板焼き」があります。
カロリー焼きは牛小間肉とたまねぎをにんにく醤油をサラダ油で炒めた鉄板焼き。
この「ドカン」は豚小間をたまねぎとにんじんとしょうが醤油をバターベースで炒めたものです。
なぜ「ドカン」なのか・・もともと賄いではあるらしいとはいえそれがどうして「ドカン」なのかはいまや謎。
たしかに見た目は「ドカン」ですから(笑)もうそれでいいと思います。
このファイアもドカン(笑)。
これぞカウンターキッチンの醍醐味。
この炎が上がるパフォーマンスを見ただけでもドカンを頼んだカイがあるというもの。
庶民派洋食はカウンターですよ!(ってきめてもしょうがないけど)
調理の方法としては別に温めた鉄板の上にスパゲティを置き、
そこに熱々のしょうが焼きをドカン(しつこい?・・笑)と乗せて一丁上がり。
ごはん、スープがついて¥680。
世間価格からすればものすごくリーズナブルだと思います。
炒めた肉自体はカロリー焼きと甲乙つけがたいですが、この鉄板スパに関してはバンビに軍配。
バターバースで余分な脂がないし、それでいて充分味が滲みているので、この炭水化物でご飯いけます(笑)
人気を二分するのが「
バンビランチ」。
なにしろ店名を付けているくらいですから大定番中の大定番。
ハンバーグ、揚げ物2種類(だいたい、クリームコロッケと何か)。
このプレートとごはん、スープでやはり¥680。
もう一つの代表選手が通称「
ハンコロ」。
和牛ハンバーグとクリームコロッケ(2個)のセット。これにごはん、スープで¥780。
バンビランチのハンバーグのグレードアップ版といえばいいかもしれません。
メニュー各種はほぼ揚げ物、焼き物のいろいろな組み合わせ。
「since1970」。歴史ありますね。
私は最初池袋店からお世話になりましたが、それは1980年代になって。
今でこそ庶民派ですけど、当時はワンランク上の食事、そういうイメージでした。
この四ツ谷店で毎日元気に働かれているシェフはおそらく齢70歳近くではないかと・・。
私がこの四ツ谷店で初めて食事したのが25年くらい前で、その頃はシュッとされていた印象です。
さすがに今ではずいぶんと背中が丸まられましたが、それでも調理の動きは俊敏。
「いらっしゃい・ませー!」という独特の掛け声は何も変わりません。
いつまでもこの味を守り続けてください!!