SAMの全国食べある記

銀座直久

銀座直久_b0008655_170259.jpg一週間に一度くらいはラーメンを食べれるようになった。
それ以外の昼食はもっぱら野菜ジュースとスープ類、もしくは具が入っていないパンばかり。膵炎以来こんなものばかりだから、たまのラーメンにむしろホッとする。
銀座直久は今のようなラーメンブームになるずっと前に、当時としては稀有と言っていい、いわゆる「有名店」であった。
だから現代となっては超クラシックの部類で、今のラーメンブームの中でさえほとんど名前も聞かなくなってしまった。クラシックと言っても支那そばとか中華そばの部類ではなく、メニューの「らーめん」の文字がぴったりくるような東京ラーメンの典型。とりがらベースの「ど」がつくくらいのシンプルさで、すべてが中庸。あの時代は自分だけが目立つことは美としない時代だった。中庸の中庸であることこそ何よりも認められた時代。
個性こそ美徳の現代はある意味息苦しい時代かもしれない。ラーメンも同じで、個性同士ががぶつかって火花を散らす激しさが目立ちすぎて、あとあと記憶の蘇るほんのりとした趣きのラーメンになかなか出会わない。直久はこの時代にはただの物足りないラーメンではあるが、時代の生き証人としてこれからもこの味を続いていって欲しい。
ちなみにこれは名物「とんさいらーめん」。
トラックバックURL : https://samcamp.exblog.jp/tb/1960765
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by sammag | 2005-02-08 17:00 | SAMの全国食べある記 | Trackback | Comments(0)

人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・JACインストラクター/講師・温泉ソムリエ・星のソムリエ® ・exite公式プラチナブロガー SAMの人生キャンプブログ


by SAM