福島、小野町に行ったらとにもかくにも再び行きたかったお店、それが「
仙台屋食堂」です。名前は仙台ですが創業100年を超す立派な福島のお店です。過去には食堂の名前もあるように多種のメニューもあったようですが、現在はほぼラーメン1本。
東北のラーメンの名店として知られています。
ご覧のようなお店のたたずまいがまたなんとも。蔵を思わせる立派な平屋。我々が訪問したのが土曜日のお昼で(日曜は休み)、まぁ、クルマが次々と来て大賑わい。BUMPYさんなんか駐車誘導係やってました。行列はしていましたけど、ひらたけさんが機転を利かせて7人の席を上手く取ってくれたので実質10分待たなかったと思います。
店内はテーブルが8席、小上がりに4席にカウンター。メニューは基本
中華そば550円、大盛り中華そば650円しかないので、この席数と相まって回転が早いですね。あ、駐車係りの方の目隠しは特に気にしないでください。単なるイタズラです(爆)
さて、ラーメン。いかがです?麺ありすぎでしょ(笑)。これで普通盛りですが、
多分300g以上はあるでしょうね。だいたい標準は180~200gですからこの時点で大盛りを超過しています(笑)。スープは
豚骨ベースにおそらく煮干ではなく「節」系が使われているような気がします。その部分はほとんど立たず、まず
甘いカエシの味が印象に残ると思います。その甘さをさらに助長しているのが
タマネギのみじん切り。スープのそこのほうにちょこっとあります。この甘いスープはラーメンとしては案外あるようでない、ここだけの味かもしれません。
2002年に訪れた時の記憶、ほぼその通りでした。やはり印象に残るオリジナリティがあるのでしょう。
で、その時の画像がこれで、もしかしたら手前は(私の注文したのは)大盛りだったかもしれません。
洗面器みたいですね(笑)。今回もそうでしたが、
中太の麺が伸びることがないせいか、これだけの分量でも飽きずに完食できました。
あぶくまキャンプランドのオーナーに聞いたところ「私たちは年に1回、思い出した時にいくくらいかなぁ」とおっしゃられていて、地元の方はもしかしたらあまりになじみがありすぎてしまって行かないのかもしれません。ただ、今回駐車している車を何気なく見ていましたらほぼ近隣の方が来られていたようです。本来もしかしたら県外からも多く来られていたのかもしれません。