もうこれは納得の長崎ちゃんぽんの一杯!久しぶりに衝撃の味でしたわ。何がよいって、ベースのスープ。この洗練されたスープがあってこそ炒め野菜や魚介のエキスが活きようというもの。ご覧のとおり
湯気がガンガン立ち上って運ばれてくるから、ビジュアルでもすっかりやられてしまいました。とにかく美味い。濃厚Wスープもいいけど、こういうストレートスープをまずはしっかり習得してからWスープとか作るようになって欲しいよなぁ。今のラーメン屋さんは急ぎすぎだと思う。この店(
ふじ)の がまたよくて長崎で食べたちゃんぽんと全く同じ、こちら向けのアレンジが加わっていないもの。最後までダレずにスープを絡んでくれます。
このお店がある場所がまた面白い場所で、
六本木交差点アマンドから徒歩1分くらい。少し離れた坂は
饂飩坂なる名前があるので、麺類に適したところなのかな?(笑)。見たとおり華があるようなお店ではないけど、実直な店構えと達筆の手書きメニューがこの店のクオリティをなんとなく感じさせてくれます。店内は坂の途中ということもあって半地下のそんなには広くない軽いモダンな居酒屋調。オバサンの話だと「
実際儲からないから居酒屋もやってるのよ。夜は〆に食べてもらいたいから「小」も用意してるの」とのこと。居酒屋といいながら入り口付近にはガンダムのフィギュアがあったり、なかなか謎に包まれてます(笑)。