場所は
神田大ガード下。居酒屋、券売業などと並び、間口一軒、店内3坪のとても小さな店、
龍麺亭です。そもそも「
東京らーめん」とはいかなるものでしょう?
醤油ベースで、麺は中細以下。これすらもそうと呼べるか分かりません。支那そば共々言ったもの勝ちかも(笑)
さて、この店での東京らーめんなるものの特徴は、
醤油ベースのカエシが2種類、それに甘味を足す背脂を少々、焦がしネギ少々、最後に煮玉子の汁(魯蛋)を加えます。
正直言って、これらのどれもが主張がなく、かといってハーモニーもないのがとても残念。
開花楼の麺を使いながら500円で抑えているのは大変立派なので、特徴を一本に絞ってもう少しストレートな味にまとめてもらいたいところです。店名からも、働いていらっしゃる方からもおそらく中国系の経営でしょうから、
東京らーめんではなく、「
中華そば」としたほうが、場所柄イメージにびったりくるような気がします。