
さて、神田須田町デザート編です。この町でデザートといえば誰がなんと言っても「
竹邑」。その前に、この
竹邑を囲むようにしてある老舗の名店たちをご招待しましょう。

こちらは竹邑の向かいにあるあんこう鍋「
いせ源」。江戸の風情抜群。意外に洗練された料理で、
コースの内容が充実しています。

その隣が鳥すきやきの「
ぼたん」。ここも風情たっぷりの老舗。この
甘辛い濃い目の醤油味こそまさしく江戸の味。〆の親子丼も楽しみ。

神田須田町の最も代名詞なのは「
神田やぶ蕎麦」。全国やぶ蕎麦の頂点。

そしてこちらが
竹邑です。デザートかスイーツではなく本当の「甘味処」。「
お志る古」という看板にも味があります。

店内です。小上がりにテーブル。店内のすすけた薄暗さがらしいところです。

お土産も充実。実は
昔々のダンディたちが女性を喜ばすためにここのお土産を持っていくという、今となんら変わりない法則(笑)

注文してすぐに運ばれるのがこの
桜湯。塩漬けされているのでちょっとしょっぱいです。これでより甘いものを欲するというわけですな。また爽やかな桜色がまたあのあとの黒いあんとコントラストをかます演出も見逃せません。

これが名物「
あわぜんざい」値段¥700。

これが高いと思うのは一口食べるまで。
その価値をはるかに超えた美味しさと価値。

もうひとつの名物が「
揚げ饅頭」。こちらはお土産です。もちろん
二人の女性を喜ばすために(爆)
華やかな麻布や広尾のスイーツもとてもいいですが、たまにこんな歴史ある町の散策と甘味もいいものです。ちょっとした路地にも味があって、なぜカメラを持っていなかったのかな、と思ってしまったくらいです(笑)