先日
Yahoo!ラーメンランキングで久々にその名前を見たのが六本木の
天鳳。この看板代わりの
ドラム缶が目印で、ミッドタウンのまん前にあります。「
ドラム缶スープ」というのは札幌ラーメン横丁でスープをこのドラム缶で作っていたという伝説・・いや、本当に作っていました。私数十年前初めて札幌ラーメン横丁に行ったときに見ました、実際に!ドラム缶を草津のように湯もみしてたのを(笑)
今でこそ濃厚なラーメンは当たり前ですが、20年前くらいかこの天鳳が東京進出したときには一大センセーションだったと記憶しています。そしてその後多くのお客さんのオーダーから自然発生したのが「
一・三・五」という暗号みたいなラーメン。
麺を硬く=一、味しょっぱく=三、油っこく=五、それぞれのオーダー方法がそのままメニューとして定着したというわけです。(このもうひとつ上が”
めんばり”)
このラーメンは醤油ラーメン限定です。確かに醤油ダレを濃厚豚骨で割ってはいますが、今流行のドロッとしたタイプではなく比較的さらっとしているのでこれなら女性でも抵抗ないでしょう。多くの人に人気があり、ランキングに入るのもうなずけます。ひとつ欠点かなぁと思うのはスープの温度の低さ。低いというより熱くない、といったほうがいいかもしれません。やはり温暖化の象徴?のようなミッドタウン前にあっても、
札幌ラーメンはしばれる寒さの中でのアツアツであって欲しい!