いいですねー。メロディアスでファンキーだし、何よりもタイトルのイメージと全くぶれていないのですごく印象に残ります。今の今でも全く古さを感じさせません。特に後半のソロはいかにも高中らしくディストーション、オーバードライブ全開の伸びやかな感じが実にいいし、その後のカッティングもいい。多分斎藤ノブであろうパーカッションのサポートもこの曲の細部に活きています。イメージをここまで体現したリスニング系のはそんなになく、「Ready to FLY」とともに名曲でしょう。
高中の名曲というか、え!?そうなの!?というのが「サンダーストーム」。なんと天龍源一郎のテーマ曲。コアなプロレスファンならおそらく周知とはいえ、あまりこのことが前面に出ていないので繋がらないことが多いかもしれません。「サンダーストーム」としてではなく、天龍の入場曲としてなら「あ、聞いたことがある」と思います。出だしの朗読部分は話すと長くなるので(笑)割愛します。いろいろな音源がありましたけど、この野音バージョンはいかにも嵐を呼びそうな曲の雰囲気を伝えたアレンジなのでこれを選んでみました。
うーーむ、天龍がどこからか出てくるのかと思っちゃいます。なんともニヒルで男くさい、そして波乱の天龍の人生そのものを彷彿させるプロレステーマの傑作でしょうね。この時のメンバーにちゃっかり松原正樹がサイドギターで加わっているのにちょっとオドロキ。高中の自由奔放なプレーと松原の正確無比なプレーが対照的。ここでもファンキーなカッティングが健在。カッティングだけでソロを終わらしてしまうなんてこの人ぐらいしかいないかも(笑)。理屈ぬきに格好いい!
そして元に戻りますが、高中とカシオペアの繋がり、というより高中と野呂一生のギタリスト同士の繋がりで実現した二人のライブ。その中でも完全にシャレで作られた互いの名作を合体させた「朝焼けのブルーラグーン」。これは恐れ入りました。「ASAYAKE」、「ブルーラグーン」確かに似ていて、これがこんなに違和感なく合体してしまうなんて。二人のプレイスタイルは全く違うのに作曲能力の高さからこんな組曲が出来たのでしょう。特に中盤のお互いのテーマを逆転したところなんて涙ものです。しかし高中のサーフボードギターはいったい何??そして最後のあのギャグはいったいなぜ?(笑)。実力伯仲の二人だから許せますが、そこいらのやつがやったら確実にモノ投げられます(爆)
しかし高中って若いですねー。この人、正直言ってギターテクニックがすごいとかではないと思いますし、このビデオでも野呂一生の華麗なテクニックには引けをとるものの、そんなのどこ吹く風の存在感の醸し出し方はそんじょそこいらの人とは格が違う感じがします。しかし二人の楽しそうな掛け合いとノリ、実力者だけに許されたこのオアソビ。センスとはこういうものですね。何度聞いてもいいです。
そしてカシオペアに続く・・・
無論これが高中作曲と知ってはいたものの、実際の演奏は初めてで、かなり惹き付けられました。
最後のは(笑)
しかしギターのテクニックはあんなに凄い技があるのはこういう映像でよくわかりました
ブルーラグーン、サンダーストームこれぞ高中さん!
かっこいいですよねー。
僕的にはこれにフィンガーダンシンが加わるとカンペキです。
最後の野呂さんとのセッションは、ただただ鳥肌ものです。
アサヤケのカッティングやっぱりカッコイイ!
ライトハンド、タッピングのスムーズさにしても、
早弾きのミストーンの無さにしても野呂さんは上手すぎですね。
ライブ版でこの完璧さですからね。
あまり映像を見たことが無かったのですが、高中さんストラト結構使うんですね。ヤマハのSGのイメージが強かったので。
長々すみません。
これは出来すぎた偶然!?(笑)
ギタープレイはしっとり系とこういうノリノリ系、両方いけるのがいいですね!
何度でもどうぞ!
本当にお好きなんですねー!実にいいことです(笑)
高中の私のイチオシは教則本アルバム(爆)にある「We are all alone」で、あの名曲を高中の解釈で盛り上げるサビは涙ものです!
SGは初期よく使っていましたが「重い」ということで(笑)、ストラトに変ったそうです。逆に野呂さんはSGには恩があり・・ヤマハ出身ですから(笑)
そうだったんですってね!びっくりしました!