
仕事場の行き来に東京ミッドタウンがあるので、仕事帰りにたまに覗くのが「
FUJI PHOTO SQUARE」。無料で観れる写真展が常時開放されています。年間のテーマに「
PHOTO IS…」というのがあって数週間で…の部分が入れ替わります。
最近観れたのが「
PHOTO IS “小学生の眼”」で、とにかくびっくりしました。
カメラの種類や技術とか全然理屈ではなく、まさに視点の力というものに大変触発されました。また被写体との向き合い方か自然で、テクニックに踊らされる邪念が見えません。それでいて風景・人物の向こう側に見える研ぎ澄まされた鋭敏な感性にはため息が出てしまいました。一写入魂。人に伝える力を持つ写真は題材に拘らず吹き出るような感情が内因されているのですね。
その他個人展、作品展が随時行われていて、様々な写真が飾られていますが、
特に感心するのが「出力」の精度の高さ。そりゃそうですね、フィルムメーカーなんですから(笑)。

ところでここには富士フィルムのミュージアムもあって懐かしい蔵亀の面々もたくさん展示されています。これは
フジペット。なんだかザクみたいな感じですね(笑)。この時代にこんな近未来的デザインがあったなんてオドロキ。

こちらは私の愛用機の一つ
フジカ35M。自分の愛用機が展示対象になっているなんてなんだか嬉しいものです。
これからもたまに覗いては多くのことをここで感じてみたいです。写真はまず自由だということから。
※上記の写真は、館内の撮影可能な場所のみで、ケータイにて撮影したものです。