SAMのLIFEキャンプブログ Doors , In & Out !:マーケティング雑感
2020-10-22T17:52:08+09:00
sammag
人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・JACインストラクター/講師・温泉ソムリエマスター/温泉健康指導士・星のソムリエ® ・exite公式プラチナブロガー SAMの人生キャンプブログ
Excite Blog
【実際どうなの?】ファミマのお母さん食堂
http://samcamp.exblog.jp/29255194/
2019-02-21T07:00:00+09:00
2019-02-20T08:03:31+09:00
2019-02-14T00:38:33+09:00
sammag
マーケティング雑感
「お母さん食堂」が実際にお母さんの味なのか、
ものすごく気になってしまい(笑)
4品試してしまいました。
やっぱり白いご飯で食べないとね。
さて、豚汁。
そうですねー、あまり美味しくないですね(笑)
豚汁というよりしょっぱい味噌汁?
家庭の豚汁といえばあの甘さじゃないですか。
なんか煮詰まったような味なんですね、これ。
牛すじ煮込み。
そもそもこれを選んだ私のミス。
だって牛すじ煮込みがお母さんの味なわけがない(笑)
やはり「お店の味」です。
なので、美味しいですよ。
でもやっぱりおかずという観点では・・ちょっと、うーん。
ふんわりハンバーグとポテトサラダ。
これも微妙になんか違うんだよなぁ。
変にクリーミーだし、こなれすぎている。
そういうんじゃないよなぁ。
ふんわりハンバーグ。
これは・・美味しくないです(笑)
ふんわりっていう食感が、肉感のそれではなく、豆腐ハンバーグのそれ。
コクもないし、肉の旨みがどこかへ消えてしまったような腑抜け感。
あくまでもこれは私見ですよ。
でもダメだなぁ、これをまた食べようとはまず思わないですね。
家庭の味は確かにそれぞれで、それにプロではないのだから、お店の味であろうわけがない。
それを全国均一の、しかもどんな世代に対しても「お母さん」という単一機軸で勝負するのはやっぱり無理があると思うのです。
4品だけではっきりというのは尚早ではあるとは思いますが、こういう勘違いを起こさせるようなネーミングはどうなんでしょう。
いいネーミングだからといって付けてしまえばいいというものではないと思うのです。
家庭の味は美味しいとか美味しくないとかを超越した聖域ですからね。
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【かつやは、”割干大根漬”のためにある!】背徳の美学
http://samcamp.exblog.jp/28732161/
2018-10-16T07:00:00+09:00
2018-10-15T21:05:34+09:00
2018-10-15T21:01:26+09:00
sammag
マーケティング雑感
タイトルどおり、
かつやは、”割干大根漬”のためにある!
と、声を大にして言いたい!!
世の中の文字は小さくて読めない!!!
関係ないか(笑)
それはともかく、
かつやの求道者たちは、割干大根漬(以下、割干大根)を求め、ついでにカツを食べるのです!(笑)(笑)
東洋経済オンラインにこんな記事がちょうど掲載されていました。
要約すると・・
・かつやの強みは低価格と共通割引券のリピート戦略
・参入障壁を超えた特注のオートフライヤーで人件費圧縮
こんな分析は甘い!!(笑)
かつやの成長はそんな堅苦しい分析など関係なく・・
単に割干大根の存在に拠るものです!!(笑)
それに気がつかないなんて、一流経済メディアの名が泣くぜ!!(ウソですよ・・笑)
秋の特別メニュー「全部のせ丼」
ヒレ、ロース、エビフライ、唐揚げと揚げ物オール。
これはちょっとやっちゃったかな。
いろいろのってるのは嬉しいけれど、やっぱり具材がオーバーフローしてしまい、丼のまとまりがないですね。
が!
そこに割干大根を加えるとあら不思議!
忽然とした一体感。なんたる魔法。
いや、そもそも、
「そうだ!オレはカツをどうのこうの言いに来たんじゃない!
割干大根を味わいに来たんだ!」
とちゃんと正気に戻してくれます(笑)
なんという有り難さ。
からやま。
かつやの新業態です。
唐揚げ専門店。
かつやのように、
「からや」でもよかったんじゃないか?(笑)
ということは、この店にもまさかアレが・・
あった!!
いや、あられました(笑)
神さま、ほとけ様、大根様!!
南無八幡大菩薩!!
(。-ノ-)/Ωチー-ン!!(。-ノ-)ノ彡☆ポクポク!!
確かに東洋経済にもある通り、揚げ物という難しい技術にもかかわらず、
特注フライヤーのおかげをもって広く拡大し、かつやグループは安定的に成長できたのでしょう。
からやまの唐揚げも安定しているはずです。
まだ2回しか食していませんがなかなかの美味しさです。
が、いかな美味しい唐揚げと言えども、
やはりこの割干大根様の前ではひれ伏すしかありません!
主役はやっぱり割干大根!
着席したとき、注文したのちチラッとツボの蓋を開けます。
そのとき満タンに入っていたとき、気持ちは天に昇りそう。
今日はいいことあるな、と。
逆に万が一半分以下だった時、もう絶望のどん底(笑)
不思議なことに割干大根の魅力は、お店で食してこそなんですよね。
人気ゆえ持ち帰りパックも売っていますが、家ではお店で味わうあのスリリング感がないのです。
美味しいけど、いっぱい食べたら怒られそう。
でも、いっぱい食べたい。
この背徳の美学が「割干大根の存在価値」といってもいいでしょう。
かつやは、”割干大根漬”のためにある!
これはもちろん冗談ではありますが、
こういう際立ったことを言わせることが今の時代は大事ですね。
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【まさか!】アストロプロダクツがショッピングモールに!
http://samcamp.exblog.jp/26746315/
2017-04-04T07:00:00+09:00
2017-04-02T22:12:03+09:00
2017-03-26T22:11:49+09:00
sammag
マーケティング雑感
これは久々に驚きました。
あの「アストロプロダクツ」がショッピングモール「内」にショップを構えていたのですから。
いや、もしかしたら今のこの時代、フツーなことになったのかもしれません。
むしろそれがフツーになったことへの驚きです。
アストロプロダクツは工具の専門店。特に強いのがクルマの整備工具。
埼玉県を発祥とし、全国のロードサイドに多数の店舗を構えます。
ショップがあったのは巨大ショッピングモール、イオン幕張新都心店。
nico and... の先にアストロプロダクツがあるなんて、10年前だったら絶対にありえないことです。
店舗はシンプルで過剰な装飾はありません。
むしろロードサイドのお店のままここへスポンと入っている感じです。
が、違和感みたいなものがありません。
ファッション、食品、生活雑貨のライフスタイルショップが並ぶショッピングモールに工具専門店。
これを違和感と感じなくなれたのが、「今の時代」感なんだと思います。
むしろ、こういうショップが出来たというのは、ナチュラルに「ライフスタイル」的なんですかね。
アメリカンライフスタイルを標榜している所ジョージさんなんかは、こういう工具にまみれて生活しているのですし。
けっしてオシャレとかを狙っていることはないにしろ、こういう工具がずらっと並んでいるのは、逆に虚偽的に飾り付けたものじゃないから、ストレートに格好よく見えたりします。
またカラーリングもあってか、心くすぐる感は確かにあります。
お隣はBOSE。
BOSEですよ!
ほんと、時代は変わったと思わなくちゃ。
確か以前のテナントはスマホグッズのお店でした。
その居抜きにどうやって、どうして、このアストロプロダクツが選ばれたのかは全く分かりません。
しかし目を付けて引き入れたリーシング部門の慧眼には恐れ入りました。
そうそう上手くはいかないのでしょうけれど、マーケティングにはこういうチャレンジングが必要な時もあると思います。
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◆サッポロ一番 みそラーメン・・「味」焼そば(笑)
http://samcamp.exblog.jp/24973137/
2015-10-08T01:05:00+09:00
2015-10-10T20:01:08+09:00
2015-10-08T03:15:55+09:00
sammag
マーケティング雑感
もう、まいりました(笑)
自社パロディ。
サッポロ一番の大大大定番、「サッポロ一番みそラーメン」のカップ焼そば。
何がパロディかといえば、
「サッポロ一番みそラーメン焼そば」
ではなく、
「サッポロ一番みそラーメン"味"焼そば」
というワンフェイク。
確かに、サッポロ一番みそラーメン焼そば じゃ文法が合ってないこともありますが、あるかないかくらいに"味"が書かれているさり気なさがサイコー。
実食。そもそも期待をするほどじゃないけど(笑)、そうそう期待を裏切らないモロみそラーメン"味"。実は食べるより、湯切り後の液体スープを加えたときの香りが間違いなくあの香りで、そこがハイライト。口に入れると微妙にみそラーメンを離れ、確かにカップ焼そば。
同様の、サッポロ一番塩ラーメン"味"焼そばよりフェイク度は高く、味の完成度はむしろ低いという(笑)パロディ感バッチリで、メーカーの特権を最大に活かしてますね。
何というか、企画している間も、製造している間も、みんな楽しいだろうなー、と。
それはサンヨー食品のWEBサイトからもすごく伝わってきます。
製品一つ一つが多角でコンテンツ化されて。
みそラーメン専用コンテンツも楽しい。
今、一番肩に力が入っていないトラディショナルブランドが、「サッポロ一番」かも。
やっぱり今は、肩肘張る部分も重要だし、同時に力を抜いた「身近さ」のブランディングもこの時代にあっていると感じます。
「みんなのもの」という感覚は企業のタカラなんじゃないでしょうか。
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◆ギフトの真髄
http://samcamp.exblog.jp/24098124/
2015-02-05T22:56:50+09:00
2015-02-05T22:56:59+09:00
2015-02-05T22:56:58+09:00
sammag
マーケティング雑感
ギフトショーへ行ってきました。
いつもながらの大盛況。
ディズニーを始めメジャーどころもたくさん。
そんな中、中小企業ブースでのこと。
他のブースは何人もの方々で運営していますが、たったお一人で頑張っている方に会いました。
ご商談をさせていただき、ご挨拶をし立ち去る瞬間、
「たくさんお回りになられてお疲れでしょうから、よかったらどうぞ」
と、優しいお声でチョコを一粒ほど。
特別なチョコではなく、多分市販のチョコ。
ギフトショーということもあり、ブース立ち寄りのお土産もそれぞれの工夫を凝らした派手なものばかり。
けれど、私はこの一個のチョコが身に沁みました。
「たくさんお回りになられてお疲れでしょうから・・」
カタチのギフトも嬉しいし、ありがたいです。たしかに。
しかし、このチョコには、
「あなた」という主語を強く感じます。
たくさんの方に無差別に配るのではなく、
この場に来てくれた「あなた」に、これしかできませんが、と。
one to one マーケティングの真髄はこれなんだ、と沁みました。
愚直であっても、衒いない感謝の気持ちを込める、
ギフトであろうが、なんだろうが、まず目の前の一人の方に向き合える気持ちを忘れないように。]]>
【西新井らーめん】驚異のロングテール
http://samcamp.exblog.jp/23901712/
2014-12-20T09:01:00+09:00
2019-05-27T19:47:26+09:00
2014-12-20T08:45:44+09:00
sammag
マーケティング雑感
この店がどうして無くならないのか。
なぜにこんなにもロングテールでいられるのか。
東武線西新井駅の構内にあり45年。そんじょそこらの立ち食いそばより遥かに長い歴史があり、それでいながらフォロワーが何処にもない、唯一無二の存在。
私にとっても幼年期を隣の竹ノ塚で過ごし、高校は二つ先の五反野に通い、結婚後には西新井大師に住んだだけに、30年近い身近な対象。
「西新井らーめん」・・亭、とか、・・家、ではなく、ましてや、麺屋・・でもない。45年前にはそんな飾り気、いや敢えて言えば虚飾はなんら必要なかったのかもしれない。
ロケーションは東武スカイツリー線西新井駅下りホーム中央。絶対無二のトラフィック。そして、疲れ、腹を空かせて帰宅しようとしている人たちのインサイトを刺激する、絶好のタッチポイント。
当然食券機。もちろん以前は現金引き換え制だった。すっかりメニューも増えたが、スタート時は確かラーメン、チャーシューメン、ワンタンメンだけだったと思う。
この厨房は男子禁制。白衣のおばちゃんというのはおそらく45年間守られているゴールデンルール。それは「給食のおじちゃん」が語彙として存在しないのと同様、「西新井ラーメンのおばちゃん」以外あり得ないと消費者に向けた徹底したイメージコントロール。そして、この時代、安直な麺屋系では絶好にやらなくなった、平網の麺茹で上げ。深ザルの二天なんとか落としなどというくだらぬお湯切りパフォーマンスはなく、おばちゃんの熟練した誠実な手間しかそこにはない。
何の衒いもない、シンプルな姿。
この日はチャーシューメンを奢ってみた。このロース系のチャーシューが実によくできている。
煮卵なんて洒落てはないゆで卵、そして今の時代残す人も多いであろうなるとも絶対に姿を消さない。スープは甘からず、しょっぱからずの最適化されたしょう油味で、ある意味特長がないところが最大級特長になっているストレート直球ど真ん中。このスタンダードは時代が右に行こうが左に行こうが常に唯我独尊。 逆に麺は一見普通に見えるが、味も食感も独特。駅構内を考えて、茹で上がりが早い粉を選別していると思われ、かんすいの加減がこの独特さを生んでいると思われる。
以前はちょうど真向かいのこの位置に店構えがあったはず。何故に場所が移動されたかはわからない。
もう東武伊勢崎線の名称はない。イノベーションされ、今はスカイツリー線。つまり、地盤の鉄道名でさえ革新されているのに「、
西新井らーめん」は「西新井らーめん」を未だ堅持出来ている。脅威のロングテール。イノベーションがマーケティングの旗頭みたいになっているが、本当はロングテールを生み出す意思がそこになかったらそれは虚飾に過ぎない。西新井らーめんは駅構内ラーメン専門店という革新的な登場をし、そして45年その姿を普遍的に変えない、マーケターが忘れてはならない目指すべき手本だ。売れるではなく、「愛される」事柄こそ真のロングテールだと思う。
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◆モリパーク アウトドアヴィレッジ(MORIPARK Outdoor Village)、昭島に2015年3月オープン!
http://samcamp.exblog.jp/23854789/
2014-12-10T00:03:00+09:00
2015-03-22T12:00:32+09:00
2014-12-09T15:36:15+09:00
sammag
マーケティング雑感
(ご参考)◆モリパークアウトドアヴィレッジへ行ってみた 各ショップリポート Part 1 >>
◆モリパークアウトドアヴィレッジへ行ってみた 各ショップリポート Part 2 >>
昨年からいろいろなところで話を聞いていました「MORIPARK Outdoor Village(モリパークアウトドアヴィレッジ)」の出店テナントのプレスリリースが8日に発表されましたね。
日本でも初めてといっていいアウトドアに特化した複合商業施設の誕生です。
場所はJR昭島駅前。昭和飛行機工業株式会社の社有地40万坪の一角です。ご存知の通りその敷地内にあるのが昭和の森、モリタウン、昭和の森ゴルフコース、昭和の森テニスセンターなどがある一大アミューズメントプレイス。昭島の駅からわずか3分。
西東京に詳しくない人が勘違いしやすいのは、お隣立川の広大な「国営昭和記念公園」。距離的には1kmしか離れていませんが「昭和の森」とは無縁(のはず)。
もっとややっこしいのは「国営昭和記念公園」近辺に「昭和公園」があり、そもそも「昭和の森」の運営が「昭和飛行機工業」なので、このあたり一体が昭和だらけ(笑)ということ。
実際の運営は「昭和飛行機工業」の関連会社「昭和の森綜合サービス株式会社」。モリタウン自体はもう30年にもなる老舗なんですね。
今年の最初、三井造船が昭和飛行機工業をTOBしたことは記憶に新しいところです。これが三井グループとのどういう関係になるかはうかがい知れませんが、ショッピングパークにも長けた三井ですからなんらかのシナジーがあるやも知れません。
MORIPARK Outdoor Villageの敷地は2万1千㎡、約6500坪、アウトドアをテーマにした15の店舗を構え、店舗の他に、クライミングウォール、イベント広場、ミニトレッキングコース、ミニキャンプ場、カヌー試乗が出来る池が併設されるとのこと。
やたらめったら広くはなく、ウッドデッキを中心に回遊させるコンパクト設計です。
開業は2015年3月13日。
私の誕生日じゃないか!(笑)なんかうれしい(笑)
さて、気になるテナントですが、
A&F COUNTRY 物販、caravan 物販、Coleman 物販、Columbia 物販、CONTOUR 物販、Harvesterrace 飲食、Jack Wolfskin 物販、mont・bell 物販、MOUNTAIN HARD WEAR 物販、Salomon 物販、snow peak 物販・飲食、SWANS STORE 物販、THE NORTH FACE 物販・飲食、上島珈琲店 飲食
というそうそうたる顔ぶれです。アパレルからギアまで実にバランスがいいですし、物販のみならず意欲的な飲食へのチャレンジが数社からあるのも特徴です。
勘違いしやすいのはここは全面アウトレットではないということ。
そうではなく各社の充実した最新のアイテムでショッピングを楽しみ、飲食や体験施設とともに1日を過ごす、あくまでもアウトドア特化の滞在型ショッピング&パークです。
もちろんお買い得品は必ずあるでしょうし、アウトレット的な内容が主体になるところも出てくるかもしれません。郊外型の商業施設がそのニーズを外すと「なんだやっぱり身近で買ったほうがいいや」と感じてしまう人も少なくありませんから、なんらかの「オトク感」はたぶん演出されるでしょう。
けれど、一般消費財でさえ集客するのが難しい今、プロパー中心の、それもアウトドアという決して大きな商圏ではないカテゴリーで人を継続的に呼ぶには、この施設に訪問する価値が、ショッピング以外の何かに強く感じられるものがあるかどうかでオープン以降の成否の分かれ目になるような気がしてなりません。
今の発表の概要ではその答えとして、現代消費の基本「体験」つまり「コト」消費喚起に重きを置いているのがみえます。また「飲食」を抱き込み、時間の消費=滞在時間の確保=購買の促進という定石も踏まえています。
ただひとつ心配なのはそれらは決して継続的な消費ニーズにはこたえていないということ。
来場者の「体験」は1回体験したらもう終わり。あくまでもお試しなのでそれ自体をリピートするのは難しいプレゼンスです。しかもカヌーにしても、ボルダリングにしてもそもそもニッチなコトガラ。
ミニトレッキング、ミニキャンプはニッチより上ではあるものの、アウトドア天国の東京西部ならちょっといけばキラ星のごとくある地域にアプローチできるので、その存在価値が若干希薄になっているのではないかという懸念も考えてしまいます。それが都会の山の手にでもあろうもなら全く別の価値が付随するのでしょうが、もうすでに自然に近い地域ですから。
あくまでも展示場レベルなのかどうか・・。
飲食も今やグルメ時代真っ只中、超強烈な個性を発揮しなければ近隣の方以外は今一度足を運ぶ要素にはなりにくいものです。おそらく今のアウトドアの標榜はライフスタイル志向ですから、飲食もきっと泥臭くない都会的な洗練をもって展開されるでしょう。
つまりそういう飲食のライバルはアウトドアに関係なくここ昭島にたどり着くまでに山ほどあり、それらを掻き分けてでもここに来るのかというレッドオーシャン的な挑戦にもなってしまいます。もちろんそういう志向の展開であるかどうかはオープンしてみなければ分かりません。全く対極的な今までにない「山ごはん」のようなことをしてくる可能性だって捨て切れません。
モンベルの経営するハーベステラスはある程度様相が予想がつくとして、スノーピークとノースフェイスの飲食がどのような提供をするか、UCCのアウトドアテイストのカフェがどう出るのか、ナニをするのか、これは注目ですね。
キャンプ関係でひとつ注目したいのはコールマンとスノーピークの直営店の同居。これはおそらく初めてになるでしょう。
スノーピークはそもそも直営店戦略ですが、アウトレット以外の直営を持たないコールマンが出店する直営店がどのようになってくるのか、そしてこのアウトドアライフスタイル総合ブランドの2大巨頭が真っ向勝負なのか、暗黙のうちに棲み分けを上手にするのか、ここはおもしろいところです。
この2大ブランドの客層が違うとはいってもそれは既存ユーザーであり、新規=特に西東京に多いであろうニューファミリー層の取り込みでは直接ライバルになるはず。ショッピングパークというフリの客層をどのような方策で互いにキャッチアップしていくのか、けっこう今後の市場アプローチへ示唆的なものがありそうです。
もし、特段なにもなかったら・・・ちょっとがっくりかなー。ぜひ期待したいです。
西東京は高尾山を始め、御岳山、雲取山はもちろん、甲州へ続く「山」一大マーケットのエントランスですし、また奥多摩という野外レジャーの宝庫への通り道でもあり、南には多摩川を配し、さらには横田基地にも程近いバタくさい香りをも持ち併せた、海外に端を発したアウトドアカルチャーとはこれ以上望めない親和性のある土地柄だと思います。
年間売り上げ目標15億。来場者予想75万人。つまり均してみれば1店舗1億レベルの予算があるということ。これは決してラクな数字ではないし、総合ブランド以外の単価が安い商材のメーカーはかなりな頑張りが必要。
しかし、アウトドアをこうやって普及する窓口というか、一大チャレンジをしてくれているのですから、消費者の一人として時に厳しくも見つめながらも、気持ちとしては大いに応援したいと思います。場所が場所だけになかなか頻繁に訪問できないかもしれませんが、1日を潰してでもここで遊ぶ日をつくりたいですね。
スノーピーク山井社長は「人生に野遊びを」と説いています。
その言をお借りすれば、このモリパークはきっと「生活に外遊びを」を、一つのカタチとして体現してくれる、その日本初の場所になってくれるでしょう。
なので、あまりに専門的に偏らず、特に外遊びに興味をもっていなかったような人が、ふらり寄ってなぜか明日のアウトドアマンになってしまっている、そんな魔法のドアのような場所になってくれたらいいなぁと思います。
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※個人的には、今後アクティビティばかりではなく、ソトあそびに関わるカルチャーとしてのショップであったり、アカデミックなアウトドアアプローチをも融合していって欲しいなぁという思いがあります。個人の感性にゆだねられた消費。
「モノ」ときて「コト」ときたら、「ヒト」主体の消費、むしろ時代感はそちらに動いていく気がしてなりません。
「お気に入りキャンプ場教えます」オフシーズンのお供にもよろしくおねがいいたします
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◆ビジョナリストを想う、「三国志」を振り返りつつ。
http://samcamp.exblog.jp/23679864/
2014-11-04T06:30:00+09:00
2014-11-21T01:04:44+09:00
2014-11-03T15:33:45+09:00
sammag
マーケティング雑感
1年にだいたい1回、何らかのカタチで「三国志」を通読します。
もちろん「三国志正史」ではなく「三国志演義」、いわゆるドラマ仕立てのほうです。
武と人情の複雑にして壮大なる大国のドラマ。
最初はその演義の複雑なストーリーに素直なおもしろさを感じていたものの、現在では「ビジネスリファレンス」として年に1度そのストーリーから多くを学び返しています。(この度想ったことはこの文の末尾に書き記しました)
特に今回は初めて中国が威信をかけて製作した「Three Kingdams」を観てみました。
過去、映像での三国志は正直たいしたものがなく、ドラマの壮大さと複雑な情緒を表現できずにいました。
あの「レッドクリフ」も映像の迫力だけを求め心中の複雑な辛みをほとんど伝え切れていませんでした。
「三国志」はその心理戦こそ本来のドラマのフォーカスポイントなのに。
この「Three Kingdams」は、過去のものとは完全に一線を画し、そのどちらもパーフェクトに伝え、配役も絶妙、演技の深さも一流、さらには戦闘はもちろん風景やセットに及ぶまでこれは三国志の集大成と言っていいのではないでしょうか。
とにかく配役の絶妙さは全くこのドラマに違和感を感じさせません。多数の登場人物のイメージをまるで損なわないし、しばらくしていると過去のイメージすら払拭し、今やその本人かと見まがうばかり。
特に配役で的を得たのは「孫権」「曹操」「魯粛」「呂蒙」「張昭」「曹丕」「黄忠」「鳳統」。
キャラが存分に引き出されています。
誰がなんと言おうと三国志一カッコウいいのは「趙雲子龍」。本であれドラマであれ、趙雲子龍は絶対に裏切らない。
信義にどこまでも厚く、武術は武器の何でも超一流、格闘でも無類の強さ、指示された策略は必ず実行し必ず成功、かといって自分で何も考えられないどころかいざとなれば知略は一級、背も高く美男、スタイル抜群。背が高い、学力が高い、位が高い・・この時代の「3高」。
このドラマでもその役回りがそのまま描かれ、どのような場合でも冷製沈着、しかもいざとなれば完全無比そして豪胆。
趙雲の見せ場はなんといっても「長坂の戦い」。万の大群を一騎でしかも君主の赤子を手に抱きながら突破したという信じられない離れ業。
このドラマでもおそらく戦闘シーンとしては最大。
このときの趙雲の長時間の死闘シーンは常人の活躍ではなく、伝説のマラドーナの5人抜き??の1000倍はすごい!
そしてその後の君主劉備との面会のシーンでは涙なくしては観れません。
過去の三国志とかなり違う感じがするのは「呉」へのスポットの当て方。赤壁後は流れに沿って周瑜の死までが後日談的に割りとスルーされやすいところを、実にドラマチックに仕立てています。
その中心人物は「魯粛」。ここまで魯粛にスポットが当たったことはないかと。
そしてその人柄が実に明瞭に描かれ、頭脳明晰さに加えた心温かき人情家として度量の広さ、人徳の深き賢人の様子を伝えています。
他の演義では右往左往するちょっと損な役回りとして描かれる少しコミカルな感じですが、ここではその品位が際立った人物として誰もが認めるダイレクターとなっている。
表向きでは孔明と周瑜のつばぜり合いですが、この章での本当の主役は間違いなく魯粛と言っていいでしょう。
もう一人、サブキャラではありますが非常に重要なのが「呂蒙」。
後に呂蒙はあの関羽の止めを刺す重要人物。けれど当初は比較的凡人であまり注目を受けないので演義全般ではあまり登場しないはずも、このドラマでは成長過程に関わる部分が非常に多く描写され、精悍な顔立ちも相まってとても印象的。
特に周瑜が永遠に旅立つ瞬間「時期大都督は・・」と遺言する時に一瞬「もしや自分の名前が!」と期待させる表情はじつに秀逸なシーンでした。(実際は魯粛が指名され、呂蒙はそれを支持する立場を取ります。しかしこれが逆に呂蒙の度量を広げ、後の全軍を任されるきっかけになったかと)
この役者さんは文武に優れた呂蒙をとても魅力的に演じています。
演義の中で一番好きなのは「横山三国志」。もちろん全巻もっています。
横山三国志でのヒーローは劉備であり孔明。
それと仲違えるものはみなアンチヒーロー。
この辺はハッキリしており、特に孔明はほとんど超人扱い、そして本来は無骨者として扱いがしにくかった関羽であり張飛も同じくほぼヒーロー的な扱い。
漫画ではあるも人情の表現は小説並み、それでいて絵柄でちょっとコミカルな笑いの場面(孔明がこまったところなど特に)があったりなどさすがです。
ドラマの裏話ではこんなシーンも。
関羽と劉備がビデオを観るシーンなんて中国4000年の歴史検証総崩れ(笑)
とはいえ、今やはりもう一度三国志を観るに、魯粛の放ったこの言葉は突き刺さります。
「仁術を、覇術は超えられない」
現代に置き換えれば、
「どんなビジネスであれ、ビジネススキルだけではなく、ヒューマンクオリティが基盤でない限りそこに成功はない」
経営は、経営者の度量がビジネスの限界を決め、また逆にその限界を解き放なつことをも出来る、
そう言っているのではないかと。
そしてこの三国志では常に二つの視点があり、「大局と小局」、そしてもうひとつが「大義」。
小局は武将でも打開できます。
しかし大局はそうはいかず、思慕遠慮を働かせ、短期に結果を求めず、長きに道筋を立てる、それに秀でた者が策を携えてとき必ず勝利を収めています。
「軍師」「都督」「承相」・・いろんな役割で登場します。
あたかも現代における「マーケター」=CMOです。戦略家、でもあります。
しかしこのとき大切なのが「大義」。大義を定めその上で先を読む。ただの先読みをしたりはしません。
大義を為すための眼前の戦いに勝ち、次の戦略を練る。
マーケターは単にマーケットを打開するだけではなく、ビジョナリストでなければなりません。
「大義」を定めるのが経営者、その大義を元に「戦略」を作るのがマーケター。
大義を仁を以って理解し想像し夢を描き、最後に形に表わしていくのが役目。
劉備と孔明の関係はまさにこれなのでしょう。
孔明を「戦略家」とか「策略家」とだけ評するのはどうかと思います。
決してアタマの回転だけでの才ではなく、
山河の詩を好み、星空を眺めることをも忘れないロマンチストであるからこそ、大いなる優れたビジョナリストであったと考えます。
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【高速の安らぎ】「ミル挽き珈琲アドマイヤ」の「一歩」
http://samcamp.exblog.jp/23203657/
2014-08-21T10:16:00+09:00
2020-10-22T17:52:08+09:00
2014-08-21T10:16:48+09:00
sammag
マーケティング雑感
高速道路のサービスエリア、ここでの休息は本当に大事ですよね。
その中心の一翼を担っている各種自販機。
中でも際立った存在感を示している「ミル挽き珈琲アドマイヤ」。
珈琲好きではなくてもこの自販機のパフォーマンスには、多分多くの方が「おお!」と思われたことでしょう。
一杯ずつ豆を挽き淹れる・・これだけでを言葉で言うのではなく生中継して見せようとしたこのアイデア、画期的でした。
手間をかける反面、待たせる時間が多くなってしまうハンデを逆利用。
自販機という機械なのになぜか「あなたのために淹れていますよ」というヒューマンな雰囲気。
しかもご丁寧にそう書いてあります(笑)
このときに流れる「コーヒールンバ」がまた実に印象的で、なんとなくザワザワ以外無音のSAでは、今やこのメロディはちょっとした名物ではないでしょうか。
もっとびっくりするのが、この「香り口」。
珈琲の命ともいえる香りを「待ち時間」で提供するという素晴らしいアイデア。
「うなぎは匂いで食わす」というのと同様、この香りが販売時に広がるので、販売の対面の人へはもちろん通り過ぎる人にさえアピールできる副次的効果。
鉄の塊が「1 to 1=もてなし感」「見せる=手作り感」「音で引きつける・香りを伝える=ライブ感」を行うこの3つの施策は、無味無臭の自販機から脱却して一歩先に出た瞬間。
このピンはもしかしたら賛否分かれるところ。
ワンタッチの利便性から比べると機能性に劣るピン型の飲み口止めだけれど、むしろちょっとプレミアム感(笑)
ミルで挽いた、一杯ずつ淹れた、それらを差し引いて、というか先入観をちょっと割り引いて飲んでみても・・・
この珈琲はとても美味しく感じます。
今はコンビニ珈琲にしてもそうですけど、珈琲天国ですね。
しかし、重要なのはこの珈琲一杯がもたらすもの、それがこの高速道路では大きな意味があるということです。
この美味しい安らぎでの休息は、その後の運転の安全に大きく寄与しているはず。
カフェインが眠気を覚ますとかいう医学見地は全然分りませんが、
メンタルの面ではこの一杯の安らぎでの、その後の運転へ平静へはきっと大きく寄与していると思うのです。
この「ミル挽き珈琲アドマイヤ」を提供されている「トーヨーベンディング」さんは、「常時四輪ロックシステム」というアイデアを使った介護・病院器具をメインで提供されている企業。
詳しいことは分りませんが、これらの器具、そしてこの「ミル挽き珈琲アドマイヤ」の根底に共通しているのは・・
「おもいやり」なんじゃないでしょうか。
APEX、大手のキーコーヒーさんも同様のベンダーを展開しています。
実質的な売り上げは分りませんれど、際立って目立っているのはやはり「ミル挽き珈琲アドマイヤ」かなー。
マーケティング、マーチャンダイジングはありとあらゆる手法として試され、様々なサービスレベルが展開されています。
この「ミル挽き珈琲アドマイヤ」を見ていると、まだまだ「一歩」抜け出す手法はあるだろうし、けれどその根底がそもそも浅いと、使う手法も最大効果を生まない、そんな気がします。
バリューを生み出すのはやはりミッションとビジョンが確固たるときなのでしょうね。
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◆コメダが提供しているのは「時間」だ。それはキャンプ産業も同じ。
http://samcamp.exblog.jp/22496822/
2014-04-24T00:03:00+09:00
2014-05-03T19:15:16+09:00
2014-04-23T22:40:11+09:00
sammag
マーケティング雑感
コメダ珈琲が関東圏に進出するというニュースは、会社にいたころにキャッチし、そのときはマーケティングの観点から注目していた。
「ウケないね。ウケる要素がない」という批判的な声が周りを支配していたし、それよりも何もそんな関心すらない、そんな空気感だった。
私自身、コメダのメニュー、つまり名古屋喫茶文化が受け入れられるかどうかには当時注目を置いていなかった。
なにしろ独特のコンセンサスを持つ名古屋文化は大好きだったし、それを近所で味わえるのならまず歓迎という立場。
では何をマーケティングの観点から注目していたのか・・・ちょっとそれは後回しにして・・・
名物シロノワール。
この名前こそ、まったくをもって独特のコンセンサス。
白黒だからって、「ブランノワール」なんていうオールフランス語は命名しない。
この奇抜な組み合わせに違和感を感じるようでは中京文化は理解できない。
トーストにつぶあんを乗せるのも、スパゲティをあんかけにするのも、なんら疑問を持ってはいけない。
東西の文化の融合点、日本の中心名古屋は、この異種混合こそ本領発揮。
そこに美学がある。
フィッシュバーガー。
でかい。
4つに切ってもらった。
マックで何個バーガーを食べてもお腹いっぱいになる気がしないが、コメダではこれ1個で充分。
名古屋人はケチだ、なんていわれるが、これからみたらマックを生み出したアメリカ人などドケチの極み、ということになる。
むしろ、これで1回の食事になるとする「合理的」な考えであって、おそらくそれがしばしばケチと混同されてしまうのだろう。
それにしてもコメダは今、平日でもごった返している。
さて、話は飛んで、たまたまコメダの近くにあった、石窯がウリモノの大きなパン屋さん。
やはりこちらも平日なのにごった返している。
コメダにしろ、このパン屋にしろ、そこにいる「人種」はただ二つだけ。
「ママ友」と「シニア」。
たしかに美味しいコーヒーも、デザートも、焼きたてのパンも、ごった返す要因とは言える。
しかしそれらは他でも可能なコンテンツだ。
そうではなく、この二つの店が提供しているものがそもそも違う。
それは・・・「滞留時間」。時間を提供している。
早く帰って欲しいなどと全く考えていない。どれだけ長くいてもらうか、それが勝負だ。
石窯パンでは、購入と同時にカップが配られ、マシーンでセルフで淹れたコーヒーが飲み放題。
そして、パン屋と同じだけの敷地が珈琲を飲む場所として提供されている。
普通の考え方なら、買ったらとっとと帰ってもらえばいいのに、と思う。
勤め人相手ではそれが成り立つ。
「ママ友」と「シニア」はちがう。
そんなせせこましい勤め人とは真逆の、時間をどうやって過ごすかが命題だからだ。
サービスの品質の基準は、時間の提供を受けているかいないかが、一番の判断材料になってくる。
さらには副次的な作用として、滞留時間が長くなればなるほど、どの時間の賑わいも消えない。
混んでる場所に寄ってくるのは人のシンプルな真理だ。
さっさとお客を返し、回転率を上げるのは一見効率を上げているように見えるが、実はどこかの時間に息切れがあり、むしろそれが長かったりする。
それならば、こういうのんべんだらりと客足が途絶えないほうが結果見かけ以上の売りが加算されていく。
だから、コメダにしろ、石窯パンにしろ、都心なんぞは狙わない。
「ママ友」と「シニア」がいる場所に作ればいい。
時間を要求している人たちに寄り添い、商売するのが至極当然だ。
本当を言えばユニクロの急成長を当初下支えしたのも、こういう時間余りの人からだったはず。
冒頭の「ウケないね。ウケる要素がない」と言った人は間違いなくサラリーマンにおぼれてしまった人。
マーケティングというのは自分に置き換えて考えるときもあり、それを捨てて如何に自分以外になりきれるかでも発想と視点が開けるのだと思う。
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ここから先はキャンプとレジャーの話。
翻って、「ママ友」と「シニア」、これはレジャーの業界が一番キャッチできていない対象だ。
その理由はただひとつ。「レジャーは週末」という固定観念によるもの。
レジャーの日本語を良く見ればすぐ分ろうというもの。
レジャー=余暇だ。
つまり、暇な人=時間を使いたい人に場所と空間を提供するのがレジャー産業のやるべき仕事。
だからこそ平日に時間を使える人にその空間を提供すべきで、なおかつ滞留時間の長いサービスを展開する視点をもっていいと思う。
今回の取材で「ママ友」が平日にキャンプ場を利用したがっている声が多くあることも分ったし、
実際それをどうやってサービスフィットをしたらいいのかを考えているところもあった。
ただし、「シニア」に関してはザル状態。
今後増加することが分っているのに全く無策に近い。
また考えていたとして、いつもの週末ばかりで捉えようとしていて、これではインサイトのニーズを掘り起こしたことにはならない。
マーケティングの調査手法にMROCというのがある。
たぶん、キャンプのレジャー産業はどこも実施していないのではないか?
やればおそらくヒントの山だろう。
楽しみを提供するのがレジャーだという時代から、あらゆるアプローチで、余暇=時間を消費させるビジネススタイルのレジャー産業がでてきていいと思う。
だいたいキャンプというのはタイムラインが重要なコンテンツのはず。
モノからコトへ、コトからトキへ。
さてダレがこの先陣をきるのか・・・・。
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時期外れではありますが、
http://samcamp.exblog.jp/13630226/
2010-07-22T00:55:00+09:00
2010-07-22T13:17:59+09:00
2010-07-21T23:56:31+09:00
sammag
My Job
会社内の大きな人事異動で、送別会を丸ビルでしてもらいました。副社長も最後まで付き合っていただき、今後新天地で頑張りたいと思います・・・・と書くと、すわ転勤か!みたいですけど、本当は10メートルくらい席が移るだけ(笑)。今までで一番移動距離が短いかも(笑)。賑やかな場所で、窓際じゃなくて助かりました(滝汗!!)ただ、生え際は完全に肩たたき状態です・・・滝悲!!]]>
リストランテの正式マナーは居酒屋のノリ!?
http://samcamp.exblog.jp/7177851/
2007-07-24T09:11:00+09:00
2007-07-24T12:19:17+09:00
2007-07-24T12:11:45+09:00
sammag
My Job
会社で先週の月曜から新しい部署に移った。社長室のすぐ隣と言うなんとなく居心地の悪いところだけど(笑)、そのうち慣れるだろう(実際は出戻りだし)。さて、そんな訳で早速歓迎会を金曜に開いてもらった。私の希望もあって「居酒屋はやめてくれ」と幹事に頼んで(笑)、オシャレにも正統派イタリアリストランテになった。場所は麹町、店の名前は「KAVACH」。出てきた料理は、トマトとアンティーブのサラダ、フリッター、鶏もも肉のソテー、白身魚のコトレット、マルゲリータピザ、ポモドーロパスタ、ツナのクリームファルファッレ、そしてドルチェ2種。皿数も多いし、内容も上品な味で満足。しかし、とにかく騒ぎまくった(爆)。居酒屋にするなと言っておきながら、居酒屋より騒いでしまったかも(^^;でも、本場イタリアではどのリストランテもすごくうるさい。あの陽気なイタリアンがフランス人みたいにかしこまって食べるはずがない(笑)。店も正統派のイタリアンだが、我々も正統派の客だったと言うわけだ!決して「和民」が似合う客というわけではない(爆)]]>
生みの親として
http://samcamp.exblog.jp/6224194/
2006-12-21T19:49:00+09:00
2006-12-21T19:55:00+09:00
2006-12-21T19:49:32+09:00
sammag
My Job
今日ある新聞に『○○、日本最大級の△△ウェブに』という見出しの記事があった。△△はある業界と言うか、カテゴリーで、○○とは前職(出向)のときに私が作り上げたあるウェブマガジンの名前。ここでは残念ながら名前は明かせないが、もちろんこの記事を見て本当に嬉しかったことは間違いない。すでに離れて2年になるが、自分の「子供」が大きく育ったことに何より「生みの親」としての喜びの念に絶えない。比較するのもおこがましいが、昨日の亀田選手のオヤジのよう。さらにさらに大きくなっていって欲しい。]]>
完成試写会&記者会見
http://samcamp.exblog.jp/5306454/
2006-07-20T19:26:00+09:00
2006-07-21T21:38:35+09:00
2006-07-20T19:26:00+09:00
sammag
My Job
今日仕事の関係である映画の完成試写会&記者会見に行ってきました。その映画とは奥田瑛二監督・緒形拳主演の「長い散歩」で、かなりの社会派に仕上がったものです。話の内容としては虐待を受けた5歳の女の子を老人が連れ立って旅をするもので、奥田瑛二さん曰く男のハードボイルド。かなり情緒的でもの悲しいストーリーで、見終わって非常に切ない気持ちになります。それにしても初めてこういう記者会見に出ましたが、やはり俳優の存在感ってすごいですね。とくに緒形拳は映画の中の存在感も記者会見でも群を抜いていました。今が一番枯れたいい演技をする時期なのかもしれません。この映画、封切はもうちょっと先ですが、映画好きにはぜひ見てもらいたい佳作だと思います。]]>
13日の金曜日でもないのに
http://samcamp.exblog.jp/4152223/
2006-02-13T23:58:00+09:00
2006-02-14T01:59:45+09:00
2006-02-14T00:35:40+09:00
sammag
My Job
それにこの秋から冬、一回も患わなかった風邪にもなってしまうし…体力が尽きて、抵抗力がないからかもしれません。今夜も徹夜必至。あともう少し。。。]]>
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