黒切り蕎麦、食べてみました。
日高昆布の練り込みの蕎麦です。
どんな蕎麦なんだろうとは思っていましたが、ほんとうにこれは黒い。
提供するのは佐原の老舗中の老舗「小堀屋」。
その本店。
創業は何しろ伊能忠敬が生きている頃というから古いですね。
こちらは天ざる。
すこし更科系を思わせる白いそば切り。
香りは今一つながらのど越しは悪くない蕎麦です。
天丼。
蕎麦屋らしくクラシックな海老に柱のかきあげ。
そして「黒切りそば」
たしかに、黒い(笑)
この黒さの素である昆布の味がするかと思うと・・さほどないですね。
ではなぜこういうものを作ったのか?
答えはよくわからないですね。
ただ普通の蕎麦きりとは明らかに風味が違い、味よりも食感に影響している、そんな感じはします。
少し粘りがあるのでその弾力分がコシを増しているようにも思えます。
天南蛮。
これは「鳥南蛮」とともに、私が冷たい蕎麦の後に出来れば頼むものです。
冷たい蕎麦(もりかせいろ、海苔が乗っているざるは好まない) ⇒ 温かい南蛮系
これ、私の蕎麦屋定番フルコース。