今日の金星はピッカピカ!
本日17日、宵の明星としては最大光度となります。
その明るさはハンパなくマイナス4.6等だということですから、1等星の170倍。
ほぼ天空の高輝度LEDですね(笑)
夕方から夜半前、西の空を眺めてみましょう。
<出展 国立天文台>
こんなに明るいのにも関わらず、望遠鏡で観ればなんと「三日月」状態。
三日月なのに一番明るいなんて、月のことを思うとえらく不思議な気がしますよね。
<出展 国立天文台>
水金地火木・・・の通り金星は地球の内側を回る内惑星。
公転の軌道から言えば地球に近づくにつれ当然大きく見えるものの、同時に太陽の光は斜めから当たって大部分は影。
しかも本来一番大きいときは地球の真正面にあり太陽の光を遮る存在だから見えなくなってしまう(内合)という、なんだか矛盾をはらんでいるのが内惑星の面白さです。
最も美しい輝きを見せる瞬間、実はそのほとんどの全体像は見せていない・・・
おお、これってまさに女性そのものではありませんか(笑)(笑)
まばゆい美しき姿を見せてその眩しさで男性を虜にしつつも、本当の自分の全てを決して見せない・・
金星が美の神「ヴィーナス」と言われるのもなんだか分かりますな!!
しかも今日は偶然にも金曜日。
金曜日はラテン語では「dies Veneris」=ヴィーナスの日といわれるそうで、なんと言っても美と愛の女神さんの日なら、こりゃ花金よろしくロマンスが生まれる日だというのも納得ですわ。
それに今年から始まる「プレミアムフライデー」。さらに金曜日は特別な日になりそう。
美しいバラには棘がある
美しい星(女性)には影がある(笑)
キラキラの魅力ばかりに惑わされないように(笑)
お近くの女性はともかく(笑)、美しい今宵の金星は安心して心いくまで眺めましょう!