カメラと写真

【試し撮り】花マクロと検見川送信所 ~M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ



b0008655_16452611.jpg

さすがに手を出さないだろうと思っていた「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

設計年次も旧いし、見た目もイマイチだし、標準レンズもないわけではないし。

実質価格3万円なら他の単焦点を選ぶし。

ところが・・・生産終了が決まると7月から価格が急降下。そしてとうとう年末の声を聞き始めたらもう1万ちょっとまで来てしまいました。

そうなると話は別。

特に底値になってバァーっと売れると一気に価格のより戻しがあるのがオリンパスなので、もう一気にいくことにしました。

購入して早速の試し撮りは、マクロ機能を試す「花」と広角とズームを試す「検見川送信所」もしてみました。

この検見川送信所というのは解放されていいない歴史的遺物で、とても興味深い場所です。




b0008655_16235602.jpg

あまりにフツーであるから特に興味がなかったかといえばそうではなく、避けていたのはこの「長さ」。

いや、長いだろうと思い込んでいたのでしたが・・

実際届いたものを触ってびっくりしたのが、確かに長いことは長いとはいえ、印象よりもずっとコンパクトで軽量。

E-M1で使っている12-42PROの重さに印象が引っ張られていたようです。

全然軽いですね、これ。

さすがマイクロフォーサーズレンズ。

とはいっても長い(笑)

こうやってみれば望遠レンズかと思ってしまいます。

実際ED 40-150mm F4.0-5.6 Rと長さが一緒ですし。



b0008655_16385505.jpg

この長さのことを除けば、12mm(35mm換算24mm)から50mm(35mm換算100mm)は、マイクロフォーサーズとしてはなかなかのカバー域でですから、そこは魅力なんですよね。

特に広角で28mmと24mmとでは全然違うので、12mm始まりはありがたいです。

ましてやズームマクロとはいえ最大撮影倍率0.36倍(35mm判換算0.72倍相当)を備えているのはすごく魅力的です。たいていのズームマクロは0.6くらいですから0.72はなかなかなもの。




b0008655_16263993.jpg

このレンズ、機構だけはなかなかユニークで、マニュアルズーム+電動ズームが切り替えになっていること。

さらにはそこからマクロに切り替えるという3つの「切り替え」があります。

操作はちょっとズームリングとスイッチの組み合わせ。

実際使ってみると電動ズームは動画ならともかく、通常はどうしてもスパッと決まるマニュアルズームになってしまうでしょうね。

マクロに切り替えるステップはマクロボタンを押したままズームリングを前に出すというちょっとややこしい操作。ボタン一発とはいかなかったのでしょう。



b0008655_16261880.jpg

E-M1に装着。

長い(笑)

昔のカメラみたい。

まま、アリですが。


b0008655_16403631.jpg


12-42PROと比べてみると実は大して長さは変わらず、大きさ太さのバランスで長く感じてしまうようです。




b0008655_16401650.jpg
PEN E-PL6に装着。

チョーバランス悪し(笑)


b0008655_16412335.jpg

PEN lightのコンパクトをこれではスポイルしてしまいますね。


ここにはありませんが、自分の中ではPEN E-P5用です。

このカメラだけふさわしい標準ズームがなかったので、この12-50をそれにするつもりです。

E-PL6よりかはアンバランスではないでしょう。


では実写です。




b0008655_16420555.jpg

広角24mm(以下35mm換算中心に記します)

自分も入っている(笑)




b0008655_16424602.jpg

そしてテレ端=100mm

花に関してはなかなかの描写力。


b0008655_16232673.jpg

マクロ。

これまたなかなかいけますね。



b0008655_16431175.jpg


b0008655_16440622.jpg

何でもないスナップをときどき挟みます。

100mm F6.3 1/125sec


b0008655_20545885.jpg

24mm F9.0 1/500sec

絞ればカリッとしてますね。



b0008655_16463575.jpg

再び24mm





b0008655_16465259.jpg

100mm


b0008655_16490758.jpg

マクロ


b0008655_16495818.jpg

そしてマクロをデジタルテレコン2倍。

解像度が大きくダウンするかと思いきやそうでもないような。




b0008655_16510868.jpg



b0008655_16515975.jpg
24mmで解放F3.5




b0008655_16520481.jpg

100mm F6.3



b0008655_16525841.jpg
マクロ



b0008655_16550946.jpg

別の蜂さんをマクロ



b0008655_16553017.jpg

デジタルテレコン2倍

かなり細部まで行けてると思います。


しかし手持ちでのこれはきつかった!

5軸手振れ補正のありがたみ。



b0008655_16570088.jpg
100mm F6.3 1/125sec



b0008655_16580992.jpg

100mm F6.3 1/125sec



b0008655_22031067.jpg

34mm F8.0 1/250sec





b0008655_17005521.jpg

さて、広角からズームを見てみましょう。

まずは24mm


やっぱり28mmより使いやすい。



b0008655_17010814.jpg
テレ端100mm



b0008655_17012431.jpg

デジタルテレコン2倍





b0008655_17015401.jpg

縦構図24mm


b0008655_17020858.jpg

100mm



b0008655_17024366.jpg

100mm F6.3 1/100sec




b0008655_17033373.jpg

それでは「検見川送信所」です。


少し前までは野原の中に埋もれていましたが、近年は周囲が住宅街に開発され、それはそれでなんとも不思議な光景になっています。



b0008655_17042143.jpg


b0008655_17045757.jpg

これが住宅街の真ん中にドーンとあります。

実に異様。

けれど、このような類を見ない建築様式がこの場所にあるということがとても大切な意味をもっていると思います。

保存活動に熊谷市長が前向きということでそうなることを期待します。


以下、wikipedia より転記。

対外国通信を目的とした施設であり、また日本で初めて短波による標準電波を送信した施設でもある。表現主義の本館は東京中央郵便局を設計した逓信省技師の吉田鉄郎が設計した。

1930年(昭和5年)10月27日、ロンドン軍縮条約締結に当たり、濱口雄幸内閣総理大臣が記念演説を行い、濱口の演説をアメリカ合衆国とイギリスへ向けて送信した。またアメリカ合衆国からはハーバート・フーヴァー第31代大統領、イギリスからはラムゼイ・マクドナルド首相の演説を受信し、日本各地へラジオ放送を発した送信所でもあった。

太平洋戦争(大東亜戦争)中は南方の占領地との通信拠点だった。

1979年(昭和54年)に施設を廃止した。現在、建物は本館のみが残っており敷地も含めて千葉市が中学校用地として所有している。

建物は取り壊される方針であったが2007年(平成19年)8月に発足した「検見川送信所を知る会」が中心となって保存運動を展開した結果、市は当初の方針を見直しその歴史的価値の再検証と今後の処置を検討中。


実は私の父は当時陸軍におり、検見川の連隊に所属していたそうで、生前この施設のこと話していました。

見たことはなかったということで、20年前に連れて行ったことを記憶しています。

b0008655_17051955.jpg




b0008655_17054219.jpg


屋上の梁は現在防水工事をしているためのもの。

通常はありません。
b0008655_17055442.jpg


一体中がどうなっているのか・・・

廃墟感がすごい。


b0008655_17063888.jpg



b0008655_17074146.jpg

今一度言いますが住宅街のど真ん中です。




b0008655_17082877.jpg
100mm


b0008655_17090131.jpg

24mm

b0008655_17091139.jpg

現在、・・ということです。



b0008655_17093701.jpg

24mm

b0008655_17094103.jpg

40mm



b0008655_17094583.jpg
100mm

b0008655_17110617.jpg

デジタルテレコン2倍



b0008655_17120003.jpg



b0008655_17125002.jpg

45mm F10 1/250sec



スズメが飛び立つ瞬間。

一瞬だったのでうまく捉えられなかった・・

それでも手振れしなかったのでヨシです。




b0008655_17131717.jpg

52mm F5.2 1/800sec




b0008655_17144511.jpg

では以下マクロモードでの撮影を続けます。

焦点距離は43mm (86mm)

90mmマクロに近いですね。


b0008655_21550569.jpg


マクロ




b0008655_17160585.jpg

マクロ




b0008655_21513813.jpg


マクロ




b0008655_17180434.jpg

マクロ




b0008655_17183129.jpg

マクロ




b0008655_17351697.jpg

100mm F6.3 1/800sec





b0008655_21481957.jpg


24mm F11 1/1250sec



1万円という値段を考えれば十分すぎるCPです。

多分後継モデルもないんじゃないかな。

よい買い物ができたかもしれません。







トラックバックURL : http://samcamp.exblog.jp/tb/26485746
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by sammag | 2016-12-19 07:30 | カメラと写真 | Trackback | Comments(0)

ソトコト(OUT)もナカコトも(IN)も、まずは扉(Doors)を開けて!アウトドアライター・キャンプブロガーSAMのキャンプブログ


by SAM