SAMの雑話・雑感

【長文】昭和のプロレスを語らせてくれ



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永源遥さんご逝去。

昭和のプロレスの一コマがまた天に召されました。

先に逝かれた馬場さん、ラッシャー木村さんと、天国のリングで「ツバ攻撃」が繰り広げられることでしょう。

昭和のプロレスについて余りにも多くの方が言及されておりますので、不肖私如きがなんではありますが少しだけ語らせてください。



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私がプロレスを観るようになったのは幼稚園児の頃。しょっ中遊びに行っていた祖母の家でした。

祖母は無類のプロレス好きで、テレビを買ったのはほぼそのためだけ。プロレスかNHKニュースしか見ません。

さらにすごいこだわりがあり、血を見るのがイヤでカラーが普及したにもかかわらず、最後まで白黒テレビで通しました。

さすがに力道山の記憶は私にはありませんが、若き日の馬場さん、猪木さんはめちゃめちゃインプットされています。32文ロケット砲も。馬場さん、俊敏だったんですよ!!

そして我が家でも観るようになり、全日、新日時代もテレビ丸かじり。女子もミミ萩原、マッハ文朱以降かなり見ました。

そうそう、某怖い女子レスラーの方は学校の二つ先輩で、駅前のハンバーガーショップでバイトしていたころたいへん可愛がっていただきました(笑)

毎回お客様としてたむろ・・いや、ご来店いただき「おい、わかってるよな」と(笑)(笑)

たまに拒否してボコボコにされましたが(笑)(笑)(笑)(笑)

でも美人だった(笑)


会場によく脚を運んだのは後楽園ホール。ほぼ全日のチャンピオンカーニバルか最強タッグ。

新日はかなり後年ドームになってからのが多く、お正月は必ずでした。

ドームの絶頂は新日対Uインター。

私の中ではあれでドームは終わりました。

その後も新日ドームは行きましたが、あの日があまりに強烈で、ドームは本当に終わってしまった感じです。




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馬場さんをリング外で一度だけ見たことがあります。

今はないキャピトル東急のカフェテリア。私はイタリアのネクタイ生地屋さんとの商談。

奥の池が見える場所の近くでコーヒーを飲まれていました。葉巻は吸われてなかったなぁ。

ものすごく優雅にされていて、体格だけでなく人間味がすごく溢れ出ている風格をとても覚えています。




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逆に猪木さんには直接会ったことがあります。詳しくは言えませんが某プロモーターの知り合いの方とお仕事をした時、その事務局の真上に猪木さんの仕事場?的なものがあって、一度だけご挨拶に伺いました。

とてもとてもよく迎えてくださり、短い時間でしたがプロレス談義も出来てそれはもう最高の思い出の一つです。軽い仕事にも繋がりましたし。

もちろんこんなチャンスは二度とないとビンタをお願いしました(笑)

あれは痛くないようにやっていると本人も周りも言いますが、滅茶苦茶痛いですって!(笑)

出川並みのリアクションになりましたよ、実際(笑)

ただ、後味スッキリ(笑)

最高級ステーキを食べた感じに似てます(笑)

終始笑顔がで、合間合間「はははは」と挟むのが実に印象的でした。意外にも普通な時は早口なんでびっくりしました。



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会ったと言えばスタン・ハンセンさん。

これは小田急沿線の某ステーキ屋さん。全くたまたまです。でも外国レスラーの方がよく来られる店であるのは知っていました。

ハンセンさんのプライベートを邪魔しちゃいけないと、サインとかを遠慮していたら、逆にいつのまにか周りのお客さんとフレンドリーになり、一気に会食ムードに(ハンセンさんはただニコニコしているだけで、陽気なジミー・スヌーカが周りを盛り上げてました)。

とにかく終始笑顔で、眼鏡をかけてTIME誌を読んだりなんか理知的な感じでした。

途中「オレのテーマ曲、あれはなんだ?」みたいな話になり「あれはスペクトラムというホーンセクションです。実はボーカルがあるんですよ」と言ったら「ほんとか?歌ってよ」と無茶振りされたのを覚えています(笑)



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大仁田厚さんにも数回お会いしました。

今は亡きサンボ浅子さんの居酒屋で。

もちろんプライベートなので気軽に話しかけたりはしませんでしたが、一度だけ浅子さんから大仁田さんへ飲み物を持っていくのを代わり「こんにちは」と言ったら「お!ありがとう。いつから働いてるの?」「いや、客で・・」「なんだ、新米かと思ったよ!」なんて言う受け応えを覚えています。力強い握手は忘れられないです。

大仁田さんは意外にもまるきしの下戸で、ずっとウーロン茶でした。


浅子さん、とても優しい方だったのに・・

レスラーとなる前の営業時代の話は本当に面白かったです。




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逢えることは全くなかったですが、本当に会ってみたかったのはジャンボ鶴田さん。

いわゆるジャンボ最強説というのはあまりにも有名ですが、ローリングドリーマー時代?はそんな感じではなくむしろ「しょっぱい」感じだったと思います。

しかし長州参戦、天龍革命でまるで別人になりましたよね。

その時すごくよかったのはあの昔の「しょっぱいやられ方」が前半にあり、逆に最後の圧倒的な勝ち方で終わる常に伏線になっていたこと。

あのアクセントは長州さんや天龍さんにはなく、だからガムシャラな強さを見せつけるわけですが、鶴田さんは「やられ方」をしっかりみせておいて、最後はなんでもなかったかのように終わるあのギャップをもって底知れぬ強さを印象づけたと思います。

あんなに痛がったていたはずなのにケロッとコーナーに登り、オーを連発して、軽い練習帰りくらいな感じで肩で風切って帰る。あんな帰り方するのはジャンボかタイガーマスクだけ。

猪木さんも考えてみれば同じ流れで、BI砲の時はしょっぱい役目を一人請け負い、その後の猪木伝説のときも途中必ず「やられ」て、最後は逆転勝ちするというアクセントが必ずありました。ただ最後のヘロヘロ感は鶴田さんとは違いましたね。

しょっぱいところを逆にアクセントにしてしまうのを上手く魅せることでジャンボ伝説が成り立ちました。

絶対にクレバーな鶴田さんの普段の顔が垣間見れたら、きっと優しい方なんだろうなぁ、と。




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馬場さん、上田馬之助さん、鶴田さん、グレート小鹿さん、三沢光晴さん、ラッシャー木村さん、山本小鉄さん、橋本真也さん、星野勘太郎さん、阿修羅原さん、サムソン冬木さん、ハヤブサさん、ジャック・ブリスコ、ランディ・サベージ、ブルーザー・ブロディ、ダスティ・ローデス、ビル・ロビンソン、ジプシー・ジョー・・・

天国のマットはそうそうたるメンバー。

ジャイアント馬場・ジャンボ鶴田組 対 三沢光晴・橋本真也組なんて夢のカードです。

ジャンボと橋本を逆にしたらもっと夢のカードかな!

さらにブロディ、ロビンソンを混ぜた6人タッグなんかが出来たらあり得ない組み合わせ!

木村・小鹿組 対 ヤマハブラザーズ、国際&大日本 対 新日最強前座なんてもうよだれもの!

サムソン冬木とランディ・サベージの理不尽対腰クネなんかもたまらんだろーなー!

考えただけでもうたまりません。


プロレスをウンタラカンタラ云う人は未だ絶えません。

先日も国会で問題になったくらい。

プロレスの何が人を傷付けたりするでしょう。プロレスが誰かを不幸にしているでしょうか。

プロレスにケチをつける理由はなんですか?

ホントだウソだなんてやめません?

なら、ギリシャ神話や仏様の話がウソかホントかを同じ土俵で論じたらいい。

プロレスは、プロレス神話なんです。

だから天に召されたプロレスラーのみなさんは、今もきっとリングで神話の続きを繰り広げているに違いありません。






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by sammag | 2016-12-01 06:55 | SAMの雑話・雑感 | Trackback | Comments(0)

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