ソトあそび・アウトドアレポート

◆OUTSIDE BASE で、今一度キャンプを考えた1日。

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キャンプブログといいつつ、なかなかキャンプレポートを上げることができない日々。

この夏もそれで終ってしまうのはイヤだ!(笑) とばかりに出かけた北軽井沢 OUTSIDE BASE 。

変則的な1泊2日なれど、この短い時間で改めてキャンプの味をかみしめてきた2日間です。


そのことを織り交ぜつつレポートしていきたいと思います。


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いわゆるキャンプサイトというものからほど遠いこの光景(笑)

テントすらなく、リビングの半分はほぼOUTBACK。


だからこそフィールドで映えるクルマであることがすごく大事。

この日も私の旧いOUTBACKは、北軽井沢のカラマツ林に生かされ、そう思うと無理にいろいろなものを出したくなくなってしまったわけです。



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そう、車もキャンプ道具だから、少しだけこんなお手伝いも。


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この日、本当に珍しい『昼寝』をしました。

基本、生粋の江戸っ子の血筋なんで、「のんびり」が苦手です。

でも、朝の10時半、特にやることもなくコットに転がっていたら珍しく睡魔が。

ほんの30分寝たでしょうか。

このわずか30分は、疲労がたまった私にとってのものすごいエネルギーチャージになっています。

車中泊にも使うこのノルディスクのインフレータブルピローはすごくお気に入り。



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いつもなら1日中写真を撮っているのが通常なれど、今日は少し抑え気味。

私としてはかなり稀有なこと。



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これらの光景を見て、聴いているいるだけで幸せ。

たまに、子供たちの遊ぶ姿を「うるさい」「静けさの邪魔だ」とおっしゃられる方もいらっしゃいますが、

彼らの声は森で木霊する鳥たちの声を全く一緒。

走り回る姿だってそう。

素直な感情の現れは、キャンプ場という劇場での一番の主役なのかもしれませんよ。




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ケンさんは午前の部の「ロッククライミング」に出発。

なんと15mもある本格的な岩肌だそうです。



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私のパートは19時半からなので、昼間はとにかくキャンプ場の空気をたっぷり吸うことに集中できます。


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ユニフレームのコーヒーフルセットで、午後のコーヒーをゆっくりいただく。



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ちょっとだけフィッシュアイでお遊びショットなども。



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今度は午後の部のトレッキング。

子供たちを見つけては「ココナッツクラッシュ」をかますケンさん。

子供たちはそれをやられるのがうれしくてしょうがない。

「オレはこどもがだいっきらいだ!」といつもいうケンさんは、必ずこの言葉を発するときに満面の笑顔。

つまり・・・そういうことです。

子供に変に遠慮をせず、また子供たちに変な遠慮をさせない。

それがケンさんのアプローチなのでしょう。



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ココナッツクラッシュの順番待ち(笑)


こういった子供たちのやり取りはケンさんのみならず、奥様、息子さん(ショウさん)、スタッフ全員が同様。


もう何度も繰り返しますが、キャンプ場は「人」。

そこへ行くことも大事ではありますが、そこへ行く理由を他に見つけた瞬間に「場所」の価値だけではなくなります。

キャンプ場の端から端までが、そのキャンプ場を守る人たちの人柄の反映。

人柄に惚れればキャンプ場が好きになるし、キャンプ場に惚れればかならずその人たちを好きになります。



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どうも雲ゆきは星空が難しい状況に。。。



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夕方、訪れてれたのは地球丸の大橋編集長、カメラマンの青柳さん。

雑誌「カーネル」の取材です。

都内の取材を終えてすっ飛んできてくださったということで本当にご苦労様です。

「カーネル」に出ますのでその時はよろしくです!



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夜のパートがあるため、時間のない中でふるまってくれたケンさん特製オージービーフのステーキ丼。

特製のしょうゆダレで正直何個でも行けちゃいます。


ケンさん自身夜はBARの準備があるなどとても忙しいのに、スタッフ全員分のまかないを作るのだから立派です。

親分は自らの行動で手本を示す、そういう風にも見えました。




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夜の部は・・・残念ながら星空が出ず。

でも来てくれた子供たちには何か持って帰ってもらわねばと、彼らと40分ほど星や宇宙の会話をしました。

「星ってどうやってできたの?」「星座ってだれが作ったの?」「星の色ってなんで違うの?」などなど。


そしてケンさんやスタッフの皆さんとはここでお別れ。

翌日以降のことでこの日中に帰還しなければなりません。


短い時間でしたが、ケンさん、おくさま、スタッフの皆さま、そして2回の星空教室に来てくださったキャンパーのみなさまに心よりお礼申し上げます。



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私の一番嫌いな時間は、キャンプ場を去るとき。


気持ちよく去ったことなど一度もありません。

必ず何か胸を締め付けるような奥深い寂しさが去来します。

「帰りたくない」と。


でも、これが必ず「次」というものへ結び付けてくれます。

この繰り返しがあるからこそキャンプをやめようと思ったことが一度もないのかもしれません。

100%満足したキャンプなど1回もないし、次が想像できなくなるようなキャンプもしたことがありません。


それはキャンプという、一レジャーであるにもかかわらず、何処かに、何処か心の奥底に、いや、体の遺伝子の中にある、

遠い昔の野外生活の記憶、またアジアの移動民族の何かが目覚めてしまっているからなのでしょう。


現代生活なんてそれの仮の姿。

やっぱり野外に戻ってこいよ、という目に見えないサイン。


この去り際の一抹の寂しさこそ、私はキャンプがもたらしてくれる貴重なるエッセンスだと思っています。






by sammag | 2016-08-16 17:00 | ソトあそび・アウトドアレポート | Trackback | Comments(0)

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