星ゾラ閑話 八十八夜 

◆星ゾラ閑話 八十八夜  第1夜「さらば 昴よ」

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なんでこんなことを始めたかというと・・・

ちょっとだけ「星」のコトにかかわらせていただくことになりました(笑)


この歳で天文の深い知識が無いのは実のお恥ずかしいのですが、でもシニアの山登りと同じく、「五十の手習い」ならぬ「五十の星習い」として、若者の如くたくさんの興味を抱き、老人特有の(笑)広い視野で学んでいきたいと思っています。

そこで、今後いろいろ勉強をしていきながら、世の中の「星」にかかわるモノゴト、それこそキラ星の如くあるコトガラを私流に書き綴っていきたいなぁなんて思っています。難しい話は置いといて(笑)、身の丈、身の回り、そして窓を開ければそこにあるようなそんな等身大の話にできればと思います

自由なる星空は思い果てぬ無限のキャンバスのように、全く自由な「閑話」として筆を執らせていただきますので、ユルユルな内容はどうかおユルしください!(笑)



--- ☆ 第1夜「さらば 昴よ」 ☆ ---







国民的歌謡曲「昴」。作詞・作曲・谷村新司

知らない人がいないほどの名曲ですよね。美しく高らかなる旋律に、漢詩のような和文の歌詞。誰しもが歌えるカラオケの定番。

ところで「昴」って、興味がなければどこにあるかも分からないし、ましてやどういう「星」なんだかも知らないというのが実は普通なんじゃないでしょうか。


「星」って書きましたが、「昴」はだいたい一個の「星」じゃないですもんね。

プレアデス星団。「星団」しかも「散開星団」。

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なのでSUBARU(富士重工)のクルマが「六連星」といわれるマークなのはまさしく「星団」であることを示しています。

あれ、SUBARUファンはよく「ロクレンセイ」と称しますけれど、実際には読みは「むつらぼし」。けれどそれじゃあ速く走る感じがしないから(笑)、やっぱり「ロクレンセイ」といったほうがらしいです。

だって、ガンダムでおなじみの「黒い三連星」は「サンレイセイ」ですしね!

あれが「みつらぼし」だったらなんだかジェットストリームアタックがスローな感じします(笑)。


ちなみになんで富士重工が六連星かといえば、6つの会社「富士工業、富士自動車工業、大宮富士工業、東京富士産業、宇都宮車輛、富士重工業」の合併を意味してるんですね。

でも、これが不思議なことにギリシア神話では「プレイアデス7姉妹」、七連星(笑)

要するに、そもそも星団なんで何個見えるかは視力の問題。あのガリレオは30数個見えたっていうのですからサンコンさんもマッツァオな視力ですな(笑)

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ついでに言うと、「プレイアデス7姉妹」の中でいちばん明るいのが「アルキオネ」・・・そう伝説のSUBARUの名車「Alcyone」=アルシオーネSVX。人に言わせると日本車でいちばん美しいクルマとも言われたりします。


おーーっと、谷村新司はどこにいってしまったのか(笑)

話を戻します。


で、「昴」の歌詞をよく読んでみると、いかにもそれは昴であるなぁと思わせてくれるものが随所にあります。

すごく整合性を感じます。


まず、おうし座でもある昴がいちばん美しいのは冬ですね。

2番の出だし、「呼吸をすれば胸の中 こがらしは泣き続ける」

間違いなく冬です。


プレアデス星団であることも詠われています。

「ああ、砕け散る・・」 まさに散開星団。


「ああ、さんざめく名も無き星たちよ」

さんざめく、というのはにぎやかなる輝きの様で、六連星はともかくとして、昴は澄んで見えるときにはたしかにいくつあるのか分からないほどゴチャゴチャっとにぎやかに輝いています。

そう、冬の月の出ていない夜中、南の天空、いや天頂近くを眺めると確かにあります。私は矯正視力1.0ですけど、30秒凝視しているとはっきり見えてきます。


その先がすごい。

「せめて鮮やかに その身を終われよ」とあって、

寿命が短いとも言われている昴の実態を知っていたのですかね!

すごいな、谷村新司さん(笑)


そうそう、出だしの、

「目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ・・」

目を数十秒つむってから、そして目を開く。

これ、星観のコツですよね(笑)

すごいな、谷村新司さん(笑)


そして私がいちばん感じいったのが、この歌の心臓部ともいえる

「我は行く 蒼白き頬のままで」の歌詞。

この「蒼白き」はいろいろな意味があると思うのですが、昴、プレアデス星団の色はまさに蒼白。

高温で青く光り、星団の間のガスがそれを映し白くなる・・


歌詞どおりに読みこなせば、冬の冷気で蒼白となった頬なのか、また比喩的に人生の経験の浅さを言ってるのか、そういうことなのでしょうけど、ここにプレアデス星団の「蒼白」の色をかぶせてきたというのが実に秀逸ではないですか!

すごいな、谷村新司さん(笑)



ところでなぜに

「さらば~ 昴よ~~~~」

なのか。

昴に別れを告げる、その意味は何たるや。

昴に何かを例え、決別と旅立ちを高らかに謳っているのか・・・



冷静に考えると、比較的南の空に見える昴を背にして、北の方角に歩いていたんですかね(笑)


とにもかくにも、冬のこの季節、昴の見時、ちょっと残業で帰宅が遅くなってしまった帰り道、そのときこそ昴が迎えてくれますよー。


あなたの「マチ」で、あなたの「イエ」で「宙」を見上げてみましょう!!

そこに生活にかかわるいろいろな星々のもうひとつの物語があるかもしれません。



とまぁ、こんな具合に「閑話=ヒマ話」な視線で、思い描いたことを88回を迎えるまで不定期に、気ままに、書かせていただきます!







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by sammag | 2015-01-20 00:56 | 星ゾラ閑話 八十八夜  | Trackback | Comments(0)

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