フイルムカメラ

◆FLASH FUJICA AF/KONICA C35/Canon110ED

b0008655_17434264.jpg縁あってSAM亀ファミリーに入ってくれた最近の3台をご紹介します。AE-1以来少々先祖がえりをして国産カメラの魅力を少し勉強したいと思っています。その中でもファミリーカメラのレンズシャッター機は宣伝広告の花形でしたから手にしていたなくても何かの記憶がある身近な存在でした。





b0008655_17441661.jpg1台めは『FLASH FUJICA AF』です。富士初めてのフラッシュ内臓カメラFLASH FUJICAの5作目。FLASH FUJICA DATEからデート機能を省いたAFカメラです。発売は1978年。富士は現在も含めて伝統的に角々したデザインが特徴でしょうか。
b0008655_174445100.jpgレンズはFUJINON 38mm/F2.84群4枚。右上にあるのがビームセンサー。これがちょっとカッコイイ!非常に怪しいけど(笑)オートフォーカス。

b0008655_17451674.jpg2台目はすでに紹介しました『KONICA C35EF』です。1975年発売。C35は庶民に愛された大ヒット「じゃ~に~コニカ」(1968年発売)の系譜。なんとなくFLASH FUJICAと似ています。レンズはHEXANON 38mm/F2.8
b0008655_174548100.jpgフラッシュが初めて付いたことで「ピッカリコニカ」と呼ばれました。FLASH FUJICAとちょっと違うのはスイッチを入れるとピョンと飛び出すフラッシュ。今考えれば無駄な動作にも思えますけど、その辺のギミックがメカっぽいところです。
b0008655_17461670.jpgおまけ的にたまたま装着されていたのがこのレンズフード。レンズシャッター機にいかほどの効果?(笑)とは思いますが、これでちょっとFLASH FUJICAとは差別化。
b0008655_17464214.jpgそしてなんとレンズフィルターには珍しい「東芝」SL-1Aのスカイライト。何気に東芝も光学機器をやっていたのですね。しかし懐かしいマークだこと。「ひか~る、光る、とうしば♪」なんていうのが思い出されます(笑)

b0008655_1747617.jpgこの3台目に出会えたのは正直驚いています。何しろ自分で初めて買ったモニュメント機ですので。AE-1は兄が100%出資でやってきましたが、この『Canon 110ED』はその8割を出資し、本当に自分のカメラとして持ち歩いたカメラでした。110といえばカートリッジ式のインスタマチックフィルム。それゆえにこのようなコンパクトカメラが実現したちょっとした当時のエポックです。


b0008655_17472938.jpgレンズはこのようにスライドのバリアでいつもは保護されています。これをあけるのが「写すぞ!」というセレモニーでなんとも爽快!
b0008655_17474987.jpgそしてなんとこういうコンパクトに驚くべき4群5枚構成26mm F2広角大口径レンズを装着しているところがまさしくキャノン。はっきり言って高級機です。
b0008655_17482275.jpgそしてこの機器が高級機であると言われたのがレンズとともに装着されていた「距離計連動式ファインダー」と「デート機構」。今思えばなんでもないものでしたが・・・X接点直結のホットシューもありますね。
b0008655_17484433.jpgそして平面ボディーゆえツマミが全てスライド式というのもキャノンらしいデザイン。絞り優先EE、F2~16に相当する値をお天気マークで調整。オレンジ色が最長で8秒までの電子シャッターで、隣りにはスローシャッター用のワイヤーレリーズネジがあったり、フルスペックと言っていいでしょう。

この3台で一応動作確認・撮影確認が出来ているのは上記2台で、110EDは電気的な作動はOKでしたがフィルムがあのカートリッジのためまだ分かりません。KONICA C35EFも絞り値の針がやや不調です(あまり関係ないですけど)。しかしそれぞれなんと「味」があるのでしょう。造形は割りと単純で、レトロでもなければノスタルジックでもない。この時代のカメラはなんか「写真をみんなで撮ろう!」という「元気」を感じたりします。可愛いカメラたちですね。
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Commented by 桜並木 at 2009-01-14 19:45 x
Canon110EDは懐かしいです。
もちろん買える品物ではありませんでしたが、スタイリッシュさにはずいぶんと惹かれました。
思い返せば何かしらのカメラをずいぶんと所有していたはずですが、どうもそれが何であったか覚えていません。
Commented by ケン at 2009-01-14 20:51 x
今日のはとってもブログっぽいですよーーん(笑)
これはもしかして先日のしこまでの伝染病ですかな??
Commented by みやちゃん  at 2009-01-14 22:08 x
すごい亀沼ですね~
オーディオでたとえるとカートリッジコレクターと言う感じでしょうか
私は自称レコードコレクターなもんで、たとえがオーディオですいません。
今日の感じはこのカメラで行こう。という具合ですか?
手元に置いておくだけで満足な気持ちになるのがアナログ機器の特徴ですね(笑) 
その機械にまつわるウンチク 楽しいですよね。
Commented by バンカー at 2009-01-14 23:17 x
ピッカリコニカは学生時代の愛機。
「東芝」は今もヤシカエレクトロ35についてますよ〜(笑)
いや〜懐かしいデスね!
Commented by 子トラ at 2009-01-14 23:33 x
今日東京だったので、八重洲地下街で古いカメラを見てきたところです。
角々しくてメカニックなところが愛せますね。
SAM亀ファミリーが増えて、全員を連れて遠足に行かなきゃいけませんね。
素直に言う事効いてくれそうですね。
Commented by たかのり at 2009-01-15 08:32 x
ピッカリコニカ、これが家の最初のカメラだったような気がします。

次のファミリーはまた渋そうなカメラが出てきそう。
Commented by バリスタ at 2009-01-15 12:54 x
探し出すのも大変なんじゃないですか?この辺りはヤフオクにも僅少ですし、中古カメラ屋さんにも出てこないですよね。
Commented by beyond at 2009-01-15 19:05 x
70年代前後のカメラはコアなコレクターが多いですよ。
ニッサンのブルーバードやホンダのシビックじゃないですが、エネルギッシュに新製品が開発され国民全体にカメラが行き渡ったのも心だと思います。
しばらくはこの路線ですね。
Commented by sammag at 2009-01-15 22:40
>桜並木さん
ご存知でしたか。
当時としては格好よかったですね。
そうなんです、私の家にあったカメラも今になってみればなんであるかほとんど思い出せないんですよねー。
Commented by sammag at 2009-01-15 22:40
>ケンさん
ありがとう(爆)
うん、菌が飛び散っていたからねー(笑)
Commented by sammag at 2009-01-15 22:41
>みやちゃん
カートリッジを実際に持っていたのはDENONが2本、そしてオーディオテクニカ一つ。だからその方面は素人なんですよー(笑)
気分でカメラを帰るって言うのはまさしくあります。
私のテントとかカメラ、眼鏡とかそういうアイテムなんですね。
機械自体の中身は苦手なんですけど、それが持っている内面的な魅力こそ興味の対象です。
Commented by sammag at 2009-01-15 22:41
>バンカーさん
さすが正当は亀沼!
それにエレクトロとはもうズブズブですね(爆)
「古亀沼部会」やりましょう!
Commented by sammag at 2009-01-15 22:41
>子トラさん
八重洲といえば・・・き・・・・あれはやばいっす!
亀ファミリーの遠足、それは面白そうです。
水戸の偕楽園あたりがいいかな~(笑)
Commented by sammag at 2009-01-15 22:41
>たかのりさん
これ、売れましたものねー。
次ですか・・・・うーーん、70年代ですかね。
Commented by sammag at 2009-01-15 22:41
>バリスタさん
実は店頭でもあまり人気が無いのででていないんですよ。
むしろそれこそ古いタンスの中とか・・
Commented by sammag at 2009-01-15 22:42
>beyondさん
そうなんですかー。レンズシャッター機は種類がすごく多いからコレクション対象になり安いのでしょうね。
確かにこの頃は高度成長期ですから技術の日本の真骨頂といえるかも知れません。
by sammag | 2009-01-15 00:43 | フイルムカメラ | Trackback | Comments(16)

ソトコト(OUT)もナカコトも(IN)も人生の扉(Doors)をまず開けて!アウトドアライター・キャンプブロガー・星のソムリエ SAMの人生キャンプブログ


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